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小学校は何歳から?学年別早見表と各学年の特徴も

小学校は何歳から何歳まで?各学年の特徴が知りたい!

小学校に通う子どもたちの年齢層は、おおよそ6歳から12歳までです。1年生から6年生まで発達段階に合わせた学習が提供され、算数や国語などの基礎教育だけでなく、多様な科目を通して幅広い知識とスキルを身につけます。

この記事では、各学年での特徴や子どもたちが通学する期間などに焦点を当て、成長を促すための視点を解説します。各学年においてどのようなスキルが身につくのかを確認し、子どもたちの発達をより良くサポートしていきましょう。

学年別の年齢早見表

表イメージ

小学校には、6歳から12歳までの子どもたちが通います。以下に、2024年(令和6年)4月から各学年に進級する子どもたちの生年月日をまとめました。

  • 小学1年生:2017年(平成29年)4月2日~2018年(平成30年)4月1日
  • 小学2年生:2016年(平成28年)4月2日~2017年(平成29年)4月1日
  • 小学3年生:2015年(平成27年)4月2日~2016年(平成28年)4月1日
  • 小学4年生:2014年(平成26年)4月2日~2015年(平成27年)4月1日
  • 小学5年生:2013年(平成25年)4月2日~2014年(平成26年)4月1日
  • 小学6年生:2012年(平成24年)4月2日~2013年(平成25年)4月1日

上記のように、該当する年の4月2日から翌年の4月1日生まれまでの子どもたちが、小学校の各学年に在籍します。

ここで、「どうしてその学年の子どもたちは4月2日生まれからなのか」と気になる方もいるでしょう。4月2日からとなる理由は、法律上で誕生日の前日深夜24時に1つ年を取るとされているためです。4月1日生まれの子どもたちは、3月31日深夜24時に「満〇歳」になり、早生まれ扱いで1つ上の学年に進級します。

【学年別】小学校の授業内容の特徴

小学校では、発達段階に合わせた学習内容や方法を通し、基本的な事項を6年間かけて学習していきます。ここでは、それぞれの学年における授業内容の特徴をご紹介します。

1年生

小学校に入学して最初の1年は、言語能力の基礎を築く時期です。国語では、文字を理解したり正しく書いたりする力を養います。算数ではたし算やひき算に焦点を当て、計算力向上の基盤を形成します。

また音楽や図工、体育を通じて、心と体や脳の発達を促進することも重要な要素です。さらに小学校の生活科においては、学校生活や友だち、動植物との関わりを通して社会性と環境への理解が培われます。

小学校の1年目は基本的な学力の定着とともに、自分の存在や考えについての基盤を築く大切な年といえるでしょう。

2年生

小学校に慣れた2年生は、基本的な学力を発展させるステージです。国語では漢字や助詞の学習が進み、豊かな語彙や表現力を身につけます。算数では、2~3桁のたし算やひき算に加え、小学校で初めてかけ算の学習が導入されます。

生活科では、自分の成長や家族とのつながりを学ぶことで、新たな気づきがあるでしょう。

2年生は基本的な学力の確立とともに探求心や協調性を伸ばし、より前向きな学びの姿勢が芽生えるころと考えられます。

3年生

小学校3年生は学習の幅が広がり、新たな知識を積み重ねる時期です。国語では小学校3年目から新しい漢字の習得が進み、複雑な読み物や表現豊かな作文に挑戦する過程で、言語力が磨かれていきます。

算数科では小数や分数、わり算が導入され、基本的なスキルを徹底して学びます。また、理科や社会科が始まるのもこの3年生からです。身の回りの自然や社会を観察して思考を深める活動が増え、さらに外国語活動を通じて英語の音やリズムにも親しみます。

4年生

小学校4年生の国語では、文章構造の知識を深め、読み書きのスキルを磨きます。算数では面積や角の大きさ、分数など抽象的思考が求められる機会が増えます。算数に困難さを抱える時期が何歳からかというと、小学校4年生のこの時期からとも考えられるでしょう。

また小学校4年生の理科では科学的理解と観察力を深め、社会科では都道府県や地域の歴史などに関する知識を身につけます。4年生は小学校の学習における転換期であり、学習に難しさを感じる場面が増えるため、家庭においても適切なサポートが必要です。

5年生

小学校の5年生では、言語面や数学的な知識の深化が進み、応用的な問題に取り組む機会が増えます。国語では敬語や同音異義語などの理解、文章構造の把握や表現力の向上が求められます。算数では分数と整数の計算、帯グラフや円グラフの読み取りなど、学習範囲が広くなることが特徴です。

理科や社会科では幅広い視野での学びが進み、また小学校5年生から英語が教科として始まります。小学校の高学年にあたる5年生は、実践的な問題解決や主体的な課題追求の力を養う重要な時期といえるでしょう。

6年生

小学校6年生は学習の最終段階であり、知識や技能だけでなく応用力や思考力の構築が求められます。漢字や語彙の習得が進み、より高度な表現スキルを身につけ、算数では小学校6年間の基礎的事項を復習しつつ論理的思考力を一層発展させます。

また理科や社会科を通じて宇宙や歴史、政治など広範囲にわたる知識を深め、英語ではコミュニケーション力をさらに向上させる点が特徴です。

6年生はまさに小学校の集大成であるとともに中学校への準備期間でもあり、取りこぼしがないようにしっかりと基礎力を固める大切な時期です。

小5・小6は、受験の有無で学習内容・環境が異なる

小学校の5、6年生のなかには、中学受験を考える子どもたちもいるでしょう。受験を考える場合、何歳から対策を始めるべきか悩む人もいるかもしれません。学習のスタート時期は、各家庭の考え方や子ども個人の性格、志望校の学習範囲や内容などにより異なります。難解な問題解決や応用力が求められる場合は、塾に行く必要性も高まるでしょう。

一方で、受験のない子どもたちは中学に向けた基礎学力の定着に重点がおかれます。小学校の学習内容を復習し、弱点を克服しておくことが求められます。どちらのケースでも、個々の子どもたちの能力や進学計画に合わせたサポートが必要です。

小学校入学までに準備しておきたいこと

ここでは、小学校入学までに準備しておきたいことをご紹介します。以下に紹介する内容を参考にすることで、子どもたちは安心して小学校に入学できるでしょう。

通学路のルートや安全の確認

小学校入学前に通学路を確認し、安全な経路を覚えておきましょう。保護者様とお子さんで小学校へ行くまでの道を一緒に散歩して、道の歩き方や信号の使い方を確認していきます。お子さんは小学校へ入学することに期待を抱きつつ、安心かつ安全に通学できるようになるでしょう。

規則正しい生活の維持

小学校に入学後、小学校でのルールを守りながら規則正しく生活するために、家庭における生活習慣を整えておきましょう。適切な睡眠時間を確保し、朝の食事や支度がスムーズにおこなえるよう、園児のときから準備しておくことが重要です。

家庭での学習習慣

学習習慣をつけるため、小学校入学までに家庭の学習環境を整えておきましょう。最初から一人で学習させるのではなく、リビングに学習スペースを設けて本を読んだり簡単な学習ゲームを楽しみながら行ったりすることで、お子さんが学習に興味を持ちやすくなります。

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今回は、小学校は何歳からなのかや、各学年の特徴などをご紹介しました。小学校6年間で、お子さんは基本的な学力と自学力を身につけることが求められます。お子さんが学習につまずいている際は、早めに対応することが重要です。得意な分野を褒め、弱点は復習し、少しずつステップアップしていきましょう。

なお、近年は小学校にてプログラミング学習が導入され、子どもたちが興味をもちやすい分野の一つとして知られています。お子さんが前向きに学習するきっかけとしておすすめの習い事が、小学生が何歳からでも始められるプログラミング教室「プロクラ」です。楽しみながらスキルを身につけ、将来につなげられる習い事「プロクラ」をぜひご活用ください。

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