プログラミング教育情報
勉強が楽しくなる方法!子どもへの接し方も解説
子どもが勉強嫌い…勉強が楽しくなる方法はある?
お子さまの勉強嫌いに悩まされている保護者様は多いものです。「本人のモチベーションが高まるまで見守っていよう」と思っていても、いつまでも勉強を始めない姿を見ているとつい声をかけてしまいますよね。
子どもが主体性をもって勉強に取り組むためには、勉強を「楽しい」と思える気持ちが大切です。しかしすべての子どもが勉強に興味や関心を持っているわけではありません。勉強へのモチベーションを高めるために、お子さまの心や体の状態を分析してみましょう。
今回は、勉強が楽しくなる方法や、勉強を楽しむために必要な要素をご紹介します。学生であるお子さまにとって学業は義務だからこそ、できる限り楽しく取り組めるように保護者様がサポートしていきましょう。
勉強を「楽しい」と思うために必要な5つの要素
ここでは、勉強を「楽しい」と思うために必要な要素を5つご紹介します。勉強に楽しく取り組むためには、お子さまが自分に自信や肯定感を抱いていることが大切です。お子さまのメンタル面を中心にケアしつつ、勉強が楽しくなる方法につなげていきましょう。
達成感・成長の実感
勉強を「楽しい」と思うためには、達成感や成長の実感が大切です。たとえば、一生懸命予習や復習を頑張っているにもかかわらず、成績が上がらない子どもがいたとします。努力が実らない時期が長く続くと「どんなに努力しても成長を感じられない」とモチベーションが下がってしまいますよね。
定期的に達成感が得られるタイミングがあれば、少しずつ自分が成長していることを感じられます。勉強で困難に直面しても「今までもレベルアップできたのだから、次の課題もきっとクリアできる」と思えるのです。
自己肯定感
自己肯定感を高められると自分に自信が持てるため、勉強の楽しさにつながります。目的意識をもって勉強すればモチベーションにつながりますが、自己肯定感が低いと自分らしい目的を見つけられません。
たとえば「テストで満点を取りたい」や「将来勉強してお医者さんになりたい」などの目標は、自分への自信や信頼が一定以上あるからこそ持てるものです。自己肯定感が低いと「どうせ勉強しても無駄だ」と感じ、最初からやる気をなくしてしまいます。
知的好奇心
知的好奇心は、勉強を楽しくするために欠かせない要素です。「もっと知りたい」「新しい情報を得たい」とワクワクする気持ちは、主体的な学習につながります。
たとえば、歴史上の人物の名前をなかなか覚えられない子どもでも、ゲームや漫画のキャラクターならすぐに覚えられる場合がありますよね。この理由は、子ども自身が興味を持って主体的に覚えようとしているからです。勉強でも同じように知的好奇心が刺激されると、楽しく学べるメンタルが養われます。
劣等感・コンプレックスの排除
劣等感やコンプレックスを排除することで、勉強は「楽しい」と感じやすくなります。特に自分と周りを比べてしまいがちなお子さまには、一人ひとり個性や強み・弱みがあることを教えてあげましょう。
優秀なクラスメイトや同年代の著名人などと自分を比べると、子どもでも落ち込んだり劣等感を抱いたりしてしまいます。「自分には、自分にしかない輝きがある」とお子さま自身が認識することで、前向きな気持ちで勉強に取り組めるでしょう。
心身と時間のゆとり
子どもが楽しく学習に取り組むためには、心身と時間のゆとりが大切です。どんなに学習環境に恵まれていても、お子さまが精神的にストレスを抱えている状態では勉強を「楽しい」と思えません。
部活や習い事などで過密なスケジュールを送っているお子さまの場合、身体的な余裕がなくなっているケースも考えられます。勉強のモチベーションを上げようとする前に、心身のリソースが足りているかを再確認する必要があるでしょう。
まずは、子どもが勉強が苦手・嫌いな理由を分析しよう
お子さまに楽しく勉強してもらうためには、勉強が苦手・嫌いな理由を分析することが大切です。たとえば、学校の先生が苦手だったり友達とけんかをしていたりするだけでも、学習へのモチベーションは下がるものです。
お子さまの姿や様子を観察しているだけでは、なかなか気づけないトラブルもあります。お子さまの心や不安に寄り添うようなコミュニケーションを心がけ、学習への苦手意識や勉強に取り組みたくない理由を引き出してみましょう。
お子さまによっては「勉強の仕方がわからない」や「みんなができることができない自分が嫌」というケースも。悩みのタイプに応じて、習い事・学習塾・オンライン教材の活用も視野にいれましょう。
今日から始められる!勉強が楽しくなる方法7選
ここでは、勉強が楽しくなる方法を7つご紹介します。勉強が楽しくない理由は一人ひとり違うため、お子さまの状態と照らし合わせながら適切な方法を試してみましょう。
子どもが好きな要素を取り入れる
勉強に楽しさを感じてもらうためには、お子さまが好きな要素を勉強に取り入れるのをおすすめします。たとえば、人気の漫画やアニメのキャラクターの教材や文房具を使ったり、YouTubeをはじめとする動画教材を視聴したりするなどの方法が挙げられます。
お子さま自身に学習空間をカスタマイズしてもらうのもよいでしょう。自分で学習空間をレイアウトすればリラックスして勉強に取り組みやすくなります。学習空間がお子さまにとってお気に入りの場所になるのが理想的です。
学習に明確な目的・目標を持つ
学習に明確な目的・目標を持つことは、勉強が楽しくなる方法の一つです。たとえ能力が高い人でも、目標やゴールがなければ継続することは困難です。大きな目標はもちろん、小さな目標を複数設定して勉強のモチベーションを上げていきましょう。
たとえば「テストで全教科満点を取る」という目標だけでは、ハードルが高すぎて挫折してしまう可能性があります。まずは「全教科平均点を取る」や「苦手教科の点数を平均まで上げる」など、達成可能な目標を立てて、一つひとつクリアしていきましょう。
友達や家族と一緒に勉強する
勉強が楽しくなる方法として、友達や家族と一緒に勉強することが挙げられます。勉強でもスポーツでも、ライバルや仲間の存在はモチベーションや競争心につながるものです。
友達との勉強では孤独を抱えにくくなり、一人だと集中力が持続しにくいお子さまでも楽しく継続できるでしょう。家族との勉強では「勉強する姿を親に見てもらえている」と思えることで、自尊心が磨かれつつ程よい緊張感にもつながります。
ゲーム用語や漫画用語を使う
勉強に楽しさを感じてもらうためには、お子さまが好きなジャンルと勉強を組み合わせてみましょう。まずは、お子さまが普段遊んでいるゲームの用語や、読んでいる漫画の用語を使うのがおすすめです。
たとえば宿題を「ミッション」や「クエスト」と呼んだり、勉強中のジュースやおやつを「回復薬」や「回復魔法」と呼んだりすると、つまらない勉強時間が少し楽しくなる気がしませんか。思わずお子さまがクスリと笑ってしまうような言葉探しから始めてみましょう。
勉強専用の日記を書く
勉強に楽しさを感じるためには、成長の実感が重要です。日々の努力の成果を可視化するために始めたい方法が、勉強専用の日記を作成することです。毎日の勉強についてだけ書く日記を作り、目に見えにくい努力や成長を形に残してみましょう。
勉強日記を始めると、お子さまのなかで「日記に書けるような変化を毎日起こしたい」という意識が芽生えます。従来の勉強方法だけではなく、新しい発想を思いつくきっかけにもなるでしょう。
夢ややりたいことを勉強に結びつける
楽しく勉強するためには、お子さまの夢ややりたいことを勉強に結びつけることが大切です。たとえば算数・数学で養われる論理的思考力や問題解決能力は、理数系の職業にのみ求められる能力ではありません。あらゆる職業において、物事を体系的に考える力は必要ですよね。
夢を勉強に結びつけることは、お子さまからの「どうして勉強しなきゃいけないの?」という疑問へのアンサーにもなります。学習がもたらしてくれる能力や知識の重要性を伝え、お子さま自身に「生き方を自分で選ぶためには勉強が必要だ」と認識してもらいましょう。
勉強の成果を発表する機会をつくる
勉強に楽しさを感じるためには、お子さまが勉強の成果を発表する機会を作ってみてください。以下、成果を発表するためのアイデアをいくつかご紹介します。
- 学習内容をタブレットやボードを使いながら説明する
- 学習内容を説明するためのスライドを作る
- 保護者が質問役になり、子どもが回答役として答える
- 学習内容をまとめたポスターを作る など
子どもの勉強の進捗や努力の量は、テストの点数や成績表によって定量的に評価されがちです。しかし、勉強に取り組む姿勢自体を評価する場を作ることで、楽しさやモチベーションにつながりやすくなるでしょう。
楽しく学習習慣を身につけるなら「プロクラ」
今回は、勉強が楽しくなる方法をご紹介しました。勉強は、学生時代が終わっても続いていく習慣です。子どもの頃から家庭での学習習慣を身につけることで、将来の受験や資格勉強、ビジネスにおけるキャリアアップにもつながっていきます。
勉強を「面倒臭い」や「嫌い」で避けるのではなく、主体性をもって取り組むからこそ知識や情報が増え、より自分らしく豊かな人生が歩めるようになるのです。お子さまが勉強に積極的に取り組むためには、まずは心身のケアから始めつつ課題を明確に認識していきましょう。
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