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自立心とは|子どもの自立心が強いことのメリット
子どもには、自立心が強い人間に育ってほしい…
自立心とは、お子さまが将来大人になり、社会人としての一歩を踏み始めたときに必要になる能力です。自分が何をすべきかを考え判断する力は、自分らしい人生を歩むために欠かせません。
子ども時代から自立心を養えば、学習効果をさらに上げたり人間関係を円滑にしたりすることも可能です。意思決定を他人に委ねず、自分の価値観で判断して行動できる子どもは、夢や目標の実現のために自分を律せられるでしょう。
今回は、自立心とは何か、自立心が強い子どものメリット、自立心を養うポイントなどをご紹介します。家庭学習・テスト勉強・受験・人間関係と、自立心は子どものライフスタイルに大きな影響を与えます。お子さまの特性と向き合いながら、段階的に自立心を養っていきましょう。
自立心の意味とは
自立心とは、他者からの指示を待たずに自分自身が考え、自分から主体性を持って行動する心です。自立心が強い人は精神的にも他者に依存しにくく、自分の判断基準で物事を選択できます。
子どもの自立心は、一般的に2~3歳頃から芽生えるといわれている能力です。2~3歳頃を目途に、保護者にお世話をしてもらっていた段階から「自分で〇〇したい」という気持ちが生まれます。
自立心の芽生えは個性を獲得するためのプロセスであり、子どものアイデンティティが表面化した現象ともいえるでしょう。
自立心が強い子どものメリット
ここでは、自立心が強い子どものメリットをご紹介します。自立心には個人差があり、もしお子さまの自立心が低い場合でも焦る必要はありません。メリットとは何かを理解しつつ、お子さまの特性に寄り添った教育に役立てていきましょう。
他者に流されず、自分の意志で物事を判断できる
自立心が高い子どもは、他者に流されずに自分の意志で物事を判断できます。周りに嫌われることを恐れない心を持っており、顔色を伺わずに発言する心の強さを持っています。自分なりの美意識や価値の基準を持っているため、発言にも一貫性があることが特徴です。
確立された価値観は時に頑固な印象を与えますが、他者に惑わされない姿勢にはリーダーシップを感じさせ、味方も集まりやすい傾向にあります。他者の価値観にも肯定的になることで、より多様な考え方を持てるでしょう。
集中力や忍耐力が生まれる
集中力や忍耐力に優れていることも、自立心が高い子どもの特徴です。自立心が高い子どもは、自身の夢や目標の実現に対して現実的な姿勢を持っています。誘惑に惑わされず、最後までやり遂げる強さを持っています。
自分がやるべきことを理解しているからこそ、周りに流されることを良しとしません。心を律する自分に自信を持っており、未来につながる努力をコツコツと積み上げられます。自立心を持って取り組んだ末に得られる充実感や達成感に誇りを持つでしょう。
責任感が芽生え、適切な自己評価ができる
自立心が高い子どもには責任感があり、適切な自己評価ができることも特徴です。自立心とは、自分の心やスケジュールなどを管理する能力でもあります。計画を成功に導くためには一定の緊張感や責任感が重要なのです。
また正しい自己評価は自立心の育成に結びつきます。自分の能力や性格を適切に把握していると、自分の心の強みや弱みも見えてくるものです。上手に自分をコントロールするための施策を打てることで、自分ならではの自己実現プランを考えられます。
遊びと勉強のメリハリがある
自立心が高い子どもは、遊びと勉強のメリハリが上手です。「自立心が高い=遊びに興味がない」というわけではありません。自立心が高い子どもでも、人並みの欲求やストレスを抱いています。
自立心が高い子どもは、フラストレーションを無視せずに上手に折り合いを付けることの重要性を認識しています。遊ぶべきタイミングでしっかりとストレスを発散させるからこそ、自立心に基づいた地道な努力を再開できるのです。
子どもの自立心を育てる3つの方法
ここでは、お子さまの自立心を育てる方法を3つご紹介します。お子さまの自立心を育むことで、保護者様がお子さまを急かすシーンも減少します。ご家族ができる限りストレスを感じずに過ごすためにも、お子さまのペースに合わせつつ自立心の育成を始めていきましょう。
子ども自身で答えを考える機会を増やす
お子さまの自立心を養う方法とは、自身で答えを考える機会を増やすことです。自立心の育成には、「自分はどのような人間か」を理解する必要があります。今の自分の立ち位置や状態がわかるからこそ、自分のやるべきことも把握できるのです。
自立心を高めるためにご家族内のコミュニケーションで、お子さまの答えを引き出すような質問形式の声掛けを増やしてみましょう。お子さまが悩んでいても急かさずに、心や思考のペースを尊重してください。気持ちを言葉でアウトプットする機会をつくることで、自立心が育まれていくのです。
子どもの意志や感情を尊重する
お子さまの自立心は、自分自身に肯定的になることで育まれます。保護者から否定をされてばかりの子どもは、自己肯定感や自尊心を養えません。自立心は、自分を信じる心や「自分ならできる」と思える自信から生まれていくのです。
できる限りお子さまの興味や関心、意志、感情などを尊重し、肯定的なアドバイスをしていきましょう。時には保護者様の理想とは違う方面に興味が向いたとしても、まずはお子さまの感性を肯定することが大切です。親子間の信頼関係が芽生えてこそ、保護者様からのアドバイスも響くようになります。
責任を持って取り組む習慣を与える
お子さまの自立心の育成では、責任を持って取り組む習慣を与えましょう。たとえばご家庭のなかでお子さまに役割を与え、責務を全うしてもらう方法が挙げられます。
玄関やトイレなどのコンパクトなスペースのお掃除や、ペットのごはん、テーブル拭きなどの簡易的な家事がおすすめです。自分に与えられた責任をクリアするプロセスのなかで、自分を律する心が育まれていくでしょう。
プログラミングの習い事で自立心が育まれる理由
お子さまの自立心を養う習い事として注目されているのが、プログラミングです。プログラミングでは生徒が自分で目標を設定し、実現に至るまでのプロセスを考案していきます。
ゴールを決めるのも、方法を決めるのも、トラブルへの対処法を考えるのも自分自身なのです。プログラミング学習で大きな障壁となる質問環境の有無も、スクールであれば講師が在中しているためケアできます。
プログラミングはITリテラシーやスキルを養える習い事であると同時に、自立心を含むさまざまな非認知能力を鍛えられる方法です。お子さまの習い事に迷っている保護者様は、ぜひプログラミング教室を検討してみましょう。
楽しく自立心を育てる習い事なら「プロクラ」
今回は、自立心とは何か、育てるメリット、自立心を引き出すポイントなどをご紹介しました。自立心の育成のために推奨されているプログラミングには、さまざまな学習方法があります。
数ある学習方法のなかでも、同年代の子どもたちと学べるプログラミングスクールがおすすめです。学校以外の友達ができることで人間関係や価値観が広まり、お互いに刺激し合いながら能力を高められます。
プロクラとは、子どもが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるプログラミングスクールです。「子どもには自立心が強い人間になってほしい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
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