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子ども向け|勉強を習慣化する方法9選!保護者にできること

子どもがなかなか勉強してくれない…習慣化させる方法はある?

「子どもがなかなか勉強せずに困っている」という保護者様は多いのではないでしょうか。学校の復習や宿題をしないで遊んでばかりいる子どもを見ていると、つい強い言葉をかけてしまいたくなりますよね。

「自分から始めるまで見守ろう」と思っていても、いつまでもゲーム・漫画・スマホ……。次第に焦りや不安が募り、「いつになったら勉強するの?」「もう、いい加減にしなさい!」と昨日と同じ台詞を言ってしまいます。

今回は、小学生の子どもが勉強に集中できない理由や、勉強を習慣化させる方法をご紹介します。子どもが主体性を持って勉強に向き合えるようになると、保護者様だけではなく子ども本人も心が楽になるものです。

子どもが勉強に集中できない理由

ここでは、子どもが勉強に集中できない理由をご紹介します。子どもの勉強が習慣化しない理由は、単純な「勉強嫌い」だと思っていませんか?子どもの心に隠されたストレスや不安の原因を知り、適切な対処法につなげていきましょう。

落ち着いて学習できる環境が整っていない

落ち着いて学習できる環境が整っていないと子どもが勉強に集中しにくくなります。たとえば窓の外から漏れる車の音がうるさかったり、リビングのテレビや兄弟の声が気になってしまったり。学習机の椅子の高さや質感が体に合っていないことも挙げられます。

集中できる環境の条件は、人それぞれ違うものです。保護者様が良かれと思って静かな環境を提供しても、子どもにとっては「人の気配があったほうがリラックスできる」と思っている場合もあります。

勉強よりも優先したい物事がある

子どもに勉強よりも優先したい物事がある場合、勉強への集中力が低下します。たとえばクラブや課外活動に情熱を持っている子どもは「勉強よりも練習したい」「早く上達して試合に出れるようになりたい」と考え、学習が疎かになりがちです。

とくに闘争心が強い子どもは、勉強している間にライバルに抜かされてしまう不安や焦りから、勉強の優先度を下げる傾向にあります。昨今ではSNSでの人間関係がリアルにも影響を及ぼすため、学校で疎外されないために勉強よりもスマホを優先させるケースもあるでしょう。

体や心に余裕がない・ストレスがたまっている

子どもの体や心に余裕がない場合、家庭学習の習慣が付けにくくなります。「家の外で受けたストレスを癒したい」という気持ちが強く、さらなるストレスの原因になりがちな勉強を避けてしまいます。

大人もイライラしている状態では物事に集中できませんよね。ストレスの原因が家庭にある場合は、声かけが逆効果になってしまう場合もあります。強制的な対話をするのではなく、子どもが安心してくつろげる環境の提供が大切です。

勉強のやり方がわからない

勉強のやり方がわからない子どもは、勉強自体に苦手意識を持ってしまいます。頑張っても報われない現実に直面すると大きなストレスを感じ、学習習慣自体を手放してしまうでしょう。

とくに身近な友達の成績が良かったり、友達に自分の成績を抜かされたりすると「どうして自分だけ変わらないのだろう」と思います。もともとは勉強方法がつかめなかっただけなのに、いつしか勉強自体に拒否反応を示してしまうのです。

【子ども向け】勉強を習慣化する方法9選

ここでは、小学生の子どもが勉強を習慣化するための方法をご紹介します。子どもが勉強を嫌がる理由は一人ひとり違うものです。一つの方法を試して効果を感じられなくても諦めず、子どもの性質に寄り添いながら新しい試みを繰り返していきましょう。

毎日同じタイミングで勉強する

勉強を習慣化させるためには、毎日同じタイミングで勉強することが大切です。短時間でも構わないので、「おやつを食べたら勉強する」「帰宅してからゲームの前に勉強する」のように学習時間のルールをつくりましょう。

毎日同じタイミングで勉強する習慣が付くと、保護者様が「勉強しなさい」と言わずに済むだけではなく、子どもも精神的に楽になります。体や心の変化にも気づきやすくなり、家族間のトラブルや言い合いも減少するでしょう。

勉強時間を含め、規則正しい生活をする

学習の習慣化では、勉強時間を含めて規則正しい生活リズムを守ることが大切です。起床や就寝でも、毎日同じ時間に行うことで体のリズムが整いますよね。「毎日同じ時間に勉強しよう」と思っても、食事や睡眠の時間がバラバラだと継続できません。

夏休みやゴールデンウィークなどの長期休みでは、通学という絶対的な生活ルールが失われるため、勉強習慣も崩れやすい傾向にあります。普段の生活から規則正しくすることで、長期休みでも失われにくい勉強習慣が身に付くでしょう。

娯楽は勉強の後の楽しみとして取っておく

学習時間を毎日同じタイミングにする際は、友達との遊びやスマホ・ゲームなどの楽しい予定の前に取り入れてください。「面倒臭いことを最初に終わらせれば、後は自由に過ごせる」という意識が、主体的な学習につながります。

「頑張ればいいことが待っている」と子ども自身が学習することで、日々の忍耐力や継続力にも影響を与えます。ご褒美のために無理やりやらせるのではなく、「終わったら〇〇で遊べるように準備しておくね!頑張って!」のように、前向きな声かけを心がけましょう。

子ども自身に学習スケジュールを立ててもらう

子どもの勉強を習慣化させるためには、子ども自身に学習スケジュールを立ててもらうことをおすすめします。集中力や勉強へのモチベーションが高い時間を思い出し、1日のスケジュールのなかに組み込んでもらいましょう。

スケジュール作成で大切なポイントは、柔軟性です。「絶対にスケジュール通りに行動しなきゃだめ」と縛るのではなく、子どもが集中できていなさそうなら「勉強時間を他の場所に移動してみる?」と声をかけましょう。

学習空間をレイアウトしてもらう

学習のモチベーションを引き出すためには、学習空間をレイアウトしてもらう方法もおすすめです。「勉強道具以外に何もないような場所が集中できる」という子もいれば、「好きなものに囲まれていると楽しい気持ちで勉強できる」という子もいます。

勉強部屋のイメージを押し付けず、インテリアやレイアウトを子ども主体にしてみましょう。お子さんと一緒にホームセンターや100円ショップに赴き、簡単なデコレーションアイテムを選んでもらうのもいいですね。

学習の場所を分散させる

子どもの性格や性質によっては、勉強机や自室では集中できない可能性があります。子どもがリラックスしながら勉強できる環境を提供するために、学習エリアを分散させましょう。

たとえばリビングやダイニングのような家族のフリースペースを学習時間も解放し、自由に使えるようにします。子どもが「ここがいい」と言えば、廊下やお風呂場などでも構いません。本人が楽しく勉強に臨んでくれることが一番大切です。

学習におけるライバルや仲間をつくる

子どもの勉強を習慣化させるためには、学習に対するモチベーションの維持が求められます。そこで取り入れたいのが、ライバルや仲間の存在です。一緒に勉強を頑張るライバルがいることで、「負けたくない」という気持ちが集中力を引き出します。

普段はお互いに高め合い、つらいときは支え合う。ライバルや仲間が心を強くしてくれるのは、勉強も同じです。学習塾や習い事を活用すると、同年代の勉強友達をつくりやすくなります。

学習内容を記録する日記やブログをつくる

勉強の習慣化のためには、学習内容を記録するための日記・ブログ作成も役立ちます。勉強の内容だけを書く媒体を作り、コツコツと記していきましょう。

たとえば、今日の勉強内容・明日の勉強予定の内容・分からなかった部分・調べたら分かった部分・調べた方法などを書きます。努力の過程が可視化されることでモチベーションが上がるだけではなく、昨日と同じ内容にしないために試行錯誤するプロセスが生まれます。

疑問点を解決できる手段を用意する

子どもの学習の習慣化のためには、疑問点を解決する手段を用意することが非常に大切です。大人や子どもに限らず、考えても分からない部分に直面するとモチベーションが下がってしまいますよね。

分からない部分を質問し解決するプロセスは、学習の定着やモチベーションの維持には欠かせません。保護者様が回答に自信を持てない場合は、子ども用の学習アプリや掲示板などを活用していきましょう。もちろん、学習塾も一つの手段です。

継続が大切!ハードルはできるだけ下げてもOK

学習の習慣化で最も大切な要素は「無理をしないこと」です。最初から「1日3時間勉強する」や「1ヵ月でドリルを10冊解く」などのような高いハードルを掲げてしまうと、勉強への拒否反応が生じてしまいます。挫折しやすい環境を自らつくる必要はありません。

まずは「1日10分」「1日ドリル1ページ」などの低いハードルから始めつつ、毎日続けることを目標にしましょう。日々のノルマを上げるのは、子どもの体力や理解度が追いつき、勉強習慣への抵抗感が薄まってからでも遅くはありません。

学習を楽しく習慣化させる習い事なら「プロクラ」

今回は、子どもが勉強に集中できない理由や、勉強を習慣化させる方法をご紹介しました。勉強を習慣化させるためには、学習自体に楽しさやワクワク感を抱いてもらうことが大切です。そこで注目されているのが、プログラミングの習い事です。

プログラミング学習では、論理的思考力・問題解決能力・計画力・想像力など、勉強の習慣化や学習効果の向上に必要な能力が磨かれます。昨今では、子ども向けに知的好奇心を刺激するメソッドが取り入れられたプログラミングスクールが増えてきています。

プロクラは、子どもが大好きなマインクラフトの世界のなかでプログラミングが学べるスクールです。「子どもに勉強を習慣化してもらいたい」と思っている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてくださいね。

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