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年末年始は何する?子どもの過ごし方で気をつけたい5つのポイント
子どもの年末年始は何する?新学期につなげる習慣をつけよう!
年末年始は、小学生のお子さんとともに過ごす貴重な時間です。この休暇をどのように過ごすかは、子どもたちの成長に影響を与えると考えられます。
ただ、年末年始を有意義に過ごすために「具体的に何するか」悩む保護者様がいることでしょう。
本記事では小学生の子どもたちが楽しみながら学び、成長につなげられる年末年始の過ごし方について紹介します。年末年始を新しい一歩ととらえ、お子さんにより良い経験を提供できるよう参考にしてみてください。
【小学生向け】年末年始のやることリスト
年末年始はイベントや大掃除、親戚の訪問など大変忙しい時期です。子どもたち自身も休暇中に何するか悩むことでしょう。年末年始を上手に利用できれば年明けの活動もスムーズに始められます。年末年始に何するか悩む場合に活用できるリストを紹介します。
自分の部屋の整理整頓
一年の節目の時期である年末年始に整理整頓することで、子どもたちはすがすがしい気持ちで新しい年を迎えられます。整理整頓は以下の順番で実施しましょう。
- 使わなくなった物やおもちゃを整理する
- 捨てるものと取っておく物を分類する
- 取っておく物は引き出しや箱に整理する
- 照明や机の裏、隙間なども掃除する
年末年始の整理整頓を通じて自己管理の大切さも学べます。部屋を快適な空間にできれば、新年を迎える子どもたちのモチベーションにも良い影響を与えるでしょう。
家族の大掃除のお手伝い
年末年始に家族の大掃除に参加するのは、さまざまなスキルの習得につながります。具体的な例を挙げながら、どのようなスキルを習得できるか紹介します。
- 家庭内の物や洋服などの整理整頓:選択する力やリサイクルに関する知識を習得できる
- 窓や床、外壁などの掃除:家の造りや材質に応じた適切な掃除方法を知り、実践できる
- 家族内での分担や協力:家族の一員としての自覚を深め、責任感を持って行動できる
年末年始の大掃除を手伝うことは家庭環境をより快適にするための方法を学ぶとともに、家族の絆を深めるメリットがあります。
クリスマスディナーやおせち料理のお手伝い
クリスマスディナーやおせち料理の準備や手伝いに参加するのは、年末年始ならではの取り組みです。
まず、クリスマスディナーはいつもと異なる料理やテーブルセッティングを通じて、お子さんの好奇心を刺激します。保護者様と一緒にとっておきのメニューを考えたり買い物をしたりするプロセスは、子どもたちにとって楽しいものとなるでしょう。
おせち料理づくりを手伝う場合、子どもたちは具体的な料理の下ごしらえや重箱に詰めるなどの作業ができます。おせち料理の食材には特別な意味があり、お子さんにその背景や歴史を教える良い機会となるでしょう。
一年の学習でつまずいたポイントの復習
年末年始は小学生の子どもたちが一年の学習を振り返り、苦手分野を克服する良い機会です。保護者様はお子さんがどの科目や単元で困難さを感じたのかたずね、そのポイントを特定します。
年末年始には、以下の復習方法を取り入れてみましょう。
- つまずいたポイントについてわかりやすく説明する
- 教科書や市販の問題集を使って、繰り返して練習する
- インターネットや動画なども活用して理解を深める
復習の際、保護者様はお子さんの取り組みを認めながらポジティブな評価を提供しましょう。年末年始の復習によって理解が深まれば、お子さんは自信をもって新年を迎えることができます。
いらない物・古い物の断捨離や新調
年末年始にする整理整頓のなかでも、いらない物や古い物を断捨離し、必要に応じて新調するのは大切なステップです。自身の持ち物に対する責任感や資源の有効活用を学ぶ機会となるでしょう。
使わなくなったおもちゃや洋服など「どれが必要でどれが不要か」を見極めることで、お子さんは物を大切に使う価値を理解できます。使える物はリサイクルショップに持ち込んだり寄付したりするなど、持続可能な生活に貢献できるでしょう。
廃棄する場合は保護者様が廃棄する方法やルールなどを教え、ごみ捨てや廃棄物処理に必要な手続きを一緒に実施します。
年賀状・デジタル年賀状の作成
子どもたちに年賀状やデジタル年賀状の作成をさせるのは、年末年始の貴重な経験です。手紙やはがきを送る機会が少なくなった現代、年末年始の年賀状は、正しいあて名書きなどを教える媒体として適しています。
年末年始の年賀状作成で得られるスキルは、以下の4点です。
- 住所や名前を書く位置や大きさに気をつけて書く力
- 感謝の気持ちを表す言葉を考え適切に表現する力
- 気持ちが伝わるようにデザインする力
お子さんは、文字やイラスト、版画、デジタルツールなどを適宜使いながら、自身の思いをより効果的に伝える方法を学べるでしょう。家族と一緒に楽しめて、年末年始の特別な時間を共有する機会となります。
学校用品の掃除
学校用品の掃除は、小学生の子どもたちにとって学習習慣を築く大切な取り組みです。年末年始に自分で筆箱やランドセルの中身をきれいにしたり、上靴やシューズを自分で洗ったりすることで新年を気持ちよくスタートできます。
このほか、年末年始には以下のような学校用品の掃除や整頓を実施しましょう。
- 鍵盤ハーモニカの鍵盤や吹き口の清掃
- 水彩絵の具と道具の点検
- 色鉛筆やクレパスのチェック
- 筆箱の中身を確認
年末年始に必要なものを補充し全体をきれいに整える作業を通じて、物を大切にしたり自分で管理したりする必要性を学べます。
年末年始の過ごし方で気をつけたいポイント5つ
年末年始は家族と一緒にいる機会が多い時期です。この際、保護者様はお子さんに生活リズムや学習習慣などを整える取り組みをする必要があります。以下、年末年始の過ごし方で心がけたいポイントを5つ紹介します。
遊びや勉強以外にも、家庭で役割を与える
年末年始は家庭での時間が増えるため、子どもたちに役割を与えることで責任感や共感性などを育むチャンスとなるでしょう。
たとえば、年末年始の取り組みとして以下の2点が挙げられます。
- 家事への参加:食事の準備や片付け、掃除、洗濯、買い物など
- ペットの世話:えさや水の補充、散歩、トイレの掃除など
子どもたちに家庭での役割を与えるのは、責任感や共感性、計画性などのスキルを育むうえで効果的です。
家族全体で年末年始に何するか話し合ったり分担を決めたりすることで、子どもたちは自分も家族の一員であることを自覚できるでしょう。また、互いを認め合えるかかわりを通して自己有用感も育めます。
遊びたい日から逆算して学習スケジュールを組む
年末年始は楽しい遊びがたくさん待っていますが、忘れずに学習し新学期に備えたいところです。遊ぶ日が決まっている場合は、その日から換算して学習スケジュールを組むなど、年末年始の間も計画的に学習を進められるようにサポートしましょう。
まず、年末年始の休暇に入る前に、子どもたちと一緒にカレンダーで予定を確認します。友達や家族と過ごす日にマークを入れて、年末年始のスケジュールを組みましょう。
学習のスケジュールには、宿題のほか特定分野の復習や読書、工作などバリエーションをもたせると、子どもたちのやる気につながります。
お家に訪問するときのマナーを教える
年末年始の行事として親戚の家へ訪問する機会があると思います。子どもたちに訪問時のマナーを教えるのは、礼儀正しさや社交性を身につけるうえで役立ちます。年末年始のマナーを教える際は、以下のポイントを確認してみましょう。
- 新年のあいさつやお礼の仕方
- 靴の脱ぎ履き
- 正しいテーブルマナー
- 遊び方や礼儀正しいふるまい
子どもたちは遊びに夢中になってしまうと、言動が派手になる傾向があります。ただ、あらかじめ教えておくことで、お子さんなりに自重の態度を示すでしょう。失敗したり叱られたりすることも含めて年末年始のさまざまな経験は、子どもたちの成長に良い影響を与えると考えられます。
子ども同士の付き合いも大切にする
休暇中に学校の友達と遊ぶ機会もあるでしょう。ただ、年末年始は普段慣れ親しんだ友達だけでなく、いとこたちと交流する可能性もあります。
いつも遊ぶ友達とは異なり、少し緊張したり気を遣ったりする機会も年末年始ならではの光景です。違う地域に住むいとことの交流を通じて、多様な価値観を認めたり対人スキルを向上させたりできるでしょう。
年末年始に互いに違う面を理解し合い新しい友情を築くのは、現在や将来における人間関係づくりにも役立ちます。
規則正しい生活をサポートする
年末年始はリラックスできる楽しい時期です。ただ、保護者様は子どもたちが規則正しい生活を送れるよう適切にサポートする必要があります。
年末年始も以下のポイントを念頭におき、子どもたちの規則正しい生活をサポートしましょう。
- 睡眠時間の確保
- バランスのとれた食事
- 適度な運動
年末年始では睡眠時間が足りなくなったり、特別な食事や甘味品の摂取が増えたりする場合があります。生活リズムや食事のとり方に留意し、一緒にランニングやウォーキングをするなど保護者様ができる範囲でサポートしましょう。
家族で楽しもう!年末年始に取り入れたい習慣・イベント
年末年始に家族で楽しめる習慣やイベントとして、ここでは6つ紹介します。どちらも比較的取り入れやすい習慣やイベントです。家庭の事情に合わせて取り入れ、年末年始を楽しい時間にしていきましょう。
初詣で日本文化に触れる
年末年始に取り入れたいイベントの一つ目は初詣です。初詣は家族全員で神社仏閣を訪れ、日本文化に触れながら家族で楽しむ良い機会となるでしょう。
初詣では新年の幸福や健康、家族の安全などを祈願したり自身のお願い事をしたりします。子どもたちは、新しい年を迎えた喜びや希望などポジティブな感情を抱き、笑顔もあふれることでしょう。
また、参道には屋台が並び美味しい食べ物や伝統的なお菓子などを楽しめます。日ごろ味わえない雰囲気を味わえることも初詣の醍醐味です。
書初めで一年の抱負を決める
正月の書初めについては、子どもたちが年末年始の宿題として取り組む場合があります。ただ、お子さんだけでなく家族全員が楽しむ伝統行事として、取り入れてみるのもおすすめです。
家族それぞれの抱負を知るのは、互いの努力を認めたり励ましたりする機会となるでしょう。サポートや励ましがあればやる気も生まれ、目標の達成に近づきます。
さらに書初めは、日本文化に触れながら伝統を大切にする場となります。どんど焼き(地域によっては書初めを燃やす)など、年明けの行事とも関連して文化的な意識を高めることにつながるでしょう。
じっくりと読書に取り組む
年末年始にじっくりと読書に取り組む時間は、子どもたちに以下のようなメリットを提供します。
- 知識の獲得や言語力の向上
- 想像力が養われる
- 集中力や忍耐力を育てる
読書をさせる場合は、子どもたちの興味や関心に合う本を提供するようにしましょう。年末年始に入る前に図書館や書店を訪問して、お子さんに本を選ばせるなど適切にサポートします。
また、保護者様が本を読む姿を見せるのは、子どもたちが読書習慣を身につけるうえで良い影響を与えます。
イルミネーションや正月セールなど期間限定のイベント
イルミネーションや正月セールなど、年末年始には期間限定のイベントが目白押しです。美しい光に包まれるイルミネーションは子どもたちの心に感動を呼び、家族と共有することで特別な思い出となるでしょう。
正月ならではの売り出しセールは、子どもたちにとって必要なものや欲しいものを手に入れるチャンスです。とくに福袋は中身がサプライズとなっており、子どもたちがワクワクする体験を提供してくれます。
年末年始のモールではキッズ向けのイベントも多く開催されており、子どもたちは同世代の仲間と一緒に楽しい時間を過ごせるでしょう。
年始ならではの文化的な遊び
日本のお正月には子どもたちと一緒に楽しめる伝統的な遊びがあります。これらの遊びは文化と伝統を尊重し、お子さんに日本の価値観を教える良い機会となるでしょう。
たとえば次のような遊びです。
- 羽子板
- 福笑い
- こま回し
- すごろく
伝統的な遊びは現代の子どもたちも十分楽しめる要素をもっています。年末年始は親子で楽しむ良い機会です。家族で競い合ったり大きく笑ったりしながら、日本の伝統的な遊びに興じるのも年末年始の大切な思い出となるでしょう。
長期休みならではのレジャー施設
年末年始の長期休みを楽しむために、家族で訪れることができる多くのレジャー施設があります。レジャー施設は子どもたちにとって開放感や冒険心などを呼び起こしてくれるでしょう。
- スキーリゾート:スキーやスノーボード、雪遊びなど
- スケートリンク:アイススケート
- アミューズメントパーク:アトラクションやエンターテインメント
- 動物園:自然や動物と触れ合う
大型施設を利用するのは、ほかの家族と楽しい雰囲気を共有できる良さもあります。年末年始に家族や親戚の方々と一緒に過ごしたひとときは、子どもたちの心に楽しい体験として残るでしょう。
年末年始に家族の絆を深める「発表会」のアイデア
年末年始に何するか悩む場合、親子で一緒に楽しめるイベントとして「発表会」の開催が挙げられます。テーマに沿って思い出を振り返ったり、発表会を通じて家族の新たな一面を知ったりして充実した時間を過ごせるでしょう。ここでは、年末年始に実施される発表会のテーマとして3つ紹介します。
今年一番の失敗談
年末年始の発表会で「今年一番の失敗談」をテーマに発表するのは、家族の絆を深めるアイデアです。
子どもたちが直面した困難や挫折、乗り越えた経験について語ることで、成長や学びの瞬間を家族と共有できます。また、ネガティブになりがちな失敗談をポジティブな印象に変えるチャンスになるかもしれません。
家族の共感すべき瞬間をともに過ごせるのは、家庭全体の笑顔を増やすメリットがあります。年末年始に一堂が集まって特別な時間を楽しむことで、家族の大切さやありがたさを実感できるでしょう。
一年で食べたなかで一番美味しかったもの
年末年始に実施される発表会のテーマとして「一年で食べたなかで一番おいしかったもの」を話すのは、子どもたちにとって楽しい経験となります。話す内容に困ってしまうお子さんたちも、食べ物の話であれば話しやすいでしょう。
子どもたちは一年のなかで食べた美味しい食事について語り、その美味しさや感謝の気持ちを表現します。食べ物の話をしていくなかで当時の様子が思い出され、次々と語りを続けるかもしれません。
家族の話を聞くことを通じてポジティブな気持ちを共有でき、家庭におけるコミュニケーションを深める時間となるでしょう。
今年行ったなかで「また行ってみたい」と思う場所
発表会のテーマとして、子どもたちが過去に訪れた場所のなかで「また行ってみたい」と思う場所を語るのは、特別な場所に対する思いを家族と共有できる時間としておすすめします。
子どもたちは行ってみたい場所について語ることで、家族とともに過ごしたときの思い出や感動的な瞬間を呼び起こせるでしょう。お子さんの話を聞いて、保護者様もうれしい気持ちになると考えられます。
「また一緒に行きたいね(行こうね)」といったやり取りが親子でできれば、お子さんもまた幸せな気持ちになれるでしょう。
年末年始の発表会は家族間のコミュニケーションを促進し、絆を深める機会となると考えられます。
何するか迷ったら…新しい習い事探しもおすすめ!
年末年始に何するか悩む場合は、子どもたちに新しい経験やスキルを提供する機会をつくりましょう。たとえば、以下のような習い事もあります。
- 英語学習
- プログラミング
- 習字
- 絵画やデザイン
- 将棋
- ロッククライミングなど
3つ目の習字は、書初めや年賀状作成の機会に興味をもったお子さんが始める習い事として提案します。将棋については、年末年始に親子で始めるところからスタートしても良いでしょう。
サッカーやスイミングなどの習い事は人気ですが、ロッククライミングやスケートボードなどの習い事もお子さんによっては興味をもつと考えられます。
以上を参考にして、お子さんの興味を考慮しながら可能性をさらに拓く習い事を探してみてください。
子どもの将来につながる習い事なら「プロクラ」
年末年始は子どもたちが楽しみにしているイベントの一つです。年末年始をより充実させ、お子さんの成長を促すためには保護者様として適切なサポートが必要となります。
年末年始に何するか親子で悩んでしまう場合は、新しい習い事を探してみる機会と捉えてみても良いでしょう。なかでも「プロクラ」は、子どもたちの将来につながる習い事の一つです。
「プロクラ」では、プログラミングを通じて英語の習得や仕事の段取りなどを学ぶ良い機会となります。子どもたちは自分のやりたい目標を見つけて、さまざまなアプローチを試して学ぶ力を身につけられるでしょう。興味をもたれた保護者様は、体験レッスンの機会をご活用ください。
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