プログラミング教育情報

小学生の得意なことランキングTOP7!勉強に生かす方法も解説

子どもの得意なことを教育に役立てたい!

子どもたちは一人ひとり、異なる個性を持っています。家庭や教育で培われる後天的な能力はもちろん、生まれ持った先天的な能力も引き出すことで、子どもたちはより自分らしい人生を歩めるでしょう。

今回は、子どもたちの得意なことや勉強・生活に役立てる方法をご紹介します。不得意をカバーするだけではなく、得意をさらに伸ばしながら、お子さんの可能性を広げていきましょう。ゲームやマンガも、意外な観点から勉強や生活に役立つものです。

小学生の得意なことランキングTOP7

ここでは、小学生の得意なことをランキング形式でご紹介します。とはいえ、ランキングの内容だけに惑わされる必要はありません。子どもらしさを理解するための目安にしながら、お子さん自身の個性を見つけるために活用してくださいね。

1.体を動かす・スポーツ

小学生の得意なことランキングの1位は、体を動かすことやスポーツです。実際に競争や大会でトップを取っているわけではなくても「好き」という気持ちが高じて得意になるパターンが多い傾向にあります。

またスポーツクラブやチームに入っている子どもは、他の子よりも多くの時間をスポーツに費やします。「スポーツと長時間触れ合っている」自覚と実際の練習時間の相乗効果で、スポーツへの得意意識が深まっていくのです。

2.創作活動(絵画・工作)

小学生の得意なことランキングの2位は、絵画や工作を含めた創作活動です。創作活動が得意な子どもたちは、学校の美術の授業以外でも創作に携わっている傾向にあります。たとえば家でも絵を描いていたり、クリエイティブな遊びに関心を示したりするなどが挙げられます。

積み木遊びや砂遊びなども、立派な創作活動の一つです。また読書が好きな子どもたちは、小学生時代から自作の小説を書いたり、レポート・作文にこだわりをみせたりするケースもあるでしょう。

3.音楽活動(歌・楽器)

小学生の得意なことランキングの3位は、音楽活動です。とくに保護者様が音楽を嗜んでいる家庭では、物心がついた頃から楽器が身近な存在である場合も。昨今では、小学生からパソコンでDTMを楽しんでいる子も多いようです。

音楽活動の人気の高まりは、動画投稿サイトの反映も関連しています。自分と年齢が変わらない子どもたちが、歌や楽器を演奏している動画を投稿しているのを観て育っているため、音楽活動自体のハードルが保護者様の年齢層よりも低いと考えられるでしょう。

4.人を笑わせる・場を盛り上げる

小学生の得意なことランキングの4位は、人を笑わせる・場を盛り上げることです。保護者様が子どもの頃にも、クラスに一人はムードメーカーのお調子者タイプの子がいたのではないでしょうか。その子がいるだけで、場がパッと華やかになりますよね。

クラスという大きなコミュニティではなくても、少人数の小さなグループで同様の役割を担っている子もいます。サービス精神が強く、自分よりも周りの雰囲気を尊重できる子が多い傾向にあります。

5.友達をつくる

小学生の得意なことランキングの5位は、友達をつくることです。子どもの頃からコミュニケーション能力が高い子は、人間関係構築において成功も失敗も多く経験します。友達が多い子ほど多様性にも寛容になるため、成長後の人間関係にも良い影響が生まれるでしょう。

友達をつくる過程では、相手の気持ちや求める距離感を尊重する経験が増えていきます。譲り合いの精神や想像力も養われていくため、既存のグループ内でのコミュニケーションもさらに円滑になっていくでしょう。

6.トレンドをつかむ・流行に乗る

小学生の得意なことランキングの6位は、トレンドをつかんだり流行に乗ったりすることです。現代の小学生にとってはインターネットが非常に身近な存在であるため、世の中のトレンドをいち早くキャッチできます。

大人と比べてトレンド察知へのフットワークも軽いため、SNSや雑誌を通じてどんどん流行を吸収していきます。なかでも流行り物に敏感な子はクラスでも一目置かれやすく、ファッション面や情報面でのリーダーシップが生まれるでしょう。

7.欲しいものを手に入れる・目標を実行する

小学生の得意なことランキングの7位は、欲しいものを手に入れる・目標を実行することです。ただし小学生は自分でお金を稼げないため、何かを買う能力ではなく「手に入れるために努力する力」といえるでしょう。

計画力や実行力が高い子や、適切に目標設定するための論理的思考力が高い子が該当します。中長期的に物事に取り組む力が求められるため、忍耐力や根本的な精神力が高い子も多い傾向にあります。目標を実行する力が強い子は、勉強だけではなくスポーツや夢の実現にも高い能力を発揮できるでしょう。

保護者の悩みの種…ゲームやマンガは、例えば何に役立つ?

ここでは、子どもたちが大好きなゲームやマンガがどのように役立つのかをご紹介します。ゲームやマンガは保護者様の悩みの種でもある娯楽品ですが、学校の勉強だけでは養えないさまざまな能力を引き出してくれます。

批判的な目で見るだけではなく、娯楽品ならではの魅力に目を向けてみましょう。勉強時間のルールを設けてメリハリのある娯楽を楽しむことで、お子さんの精神的成長を促せるはずです。

相手の気持ちを察するための想像力の育成

ゲームやマンガでは、相手の気持ちを察するための想像力が育成されます。多くのゲームにはプレイアブルキャラクターが設定されており、プレイヤーは他のキャラクターとのコミュニケーションやイベントを介しながら、キャラクターの成長を実感します。

とくに物語性重視のRPGや恋愛ゲーム、ヒューマンドラマ要素が強いゲームでは、キャラクターの心の動きが深く掘り下げられるため、想像力が求められるでしょう。少年漫画や恋愛マンガでも、心のつながりが強いテーマとして描かれるため、内容を理解するための想像力が大切です。

道徳の育成

道徳の育成も、ゲームやマンガで重要視されている要素です。たとえば「嘘をついてはいけない」「人を傷つけてはいけない」などの常識や良識が挙げられます。

自分の好きなキャラクターが道徳を貫いている姿を見ることで、保護者様や教科書に教わるよりも心に響くケースがあります。「マンガのキャラクターの名言が、大人になっても精神的なテーマになっている」という大人も多いでしょう。

創造性やアート性の育成

ゲームやマンガでは、創造性やアート性も磨かれます。創造性のためには美意識が必要であり、美意識とは時代ごとに変容しつづけるものです。「今、何が美しい・おもしろいのか」を理解することは、時代に沿ったクリエイティブな感性の育成につながります。

同年代の友達とのコミュニケーション

同世代の友達とコミュニケーションをとるためには、今流行っているゲーム・マンガの知識が欠かせません。たとえば過去には、小学生の間で『ポケットモンスター』が社会的なブームになりました。当時の子どもたちにとって『ポケットモンスター』は共通言語であり、話題に入れない子どもたちは自然と仲間外れになってしまうというトラブルもありました。

トレンドのゲーム・マンガに触れることは、子ども時代の人間関係構築に必要な工程なのです。コミュニティ内のコミュニケーションで得られた成功体験は、大人になっても自分に自信を与えてくれるでしょう。

知識や教養の育成

ゲームやマンガでは、時として専門的な知識や教養の育成につながります。たとえば講談社の『ソウナンですか?』では本格的なサバイバル知識が『もやしもん』では菌類の雑学が、『はたらく細胞』では体の細胞の仕組みが楽しく学べます。

保護者様のなかでも、歴史上の人物を解説したマンガを読んだことがある人は多いのではないでしょうか。教科書や歴史書を読むよりも、マンガの要点のほうがスラスラと頭に入りやすいですよね。知識を楽しく身につけるためにも、ゲームやマンガが役立つのです。

参考:講談社コミックプラス「ソウナンですか?」

参考:講談社コミックプラス「もやしもん」

参考:講談社コミックプラス「はたらく細胞」

ランキングに振り回されず、子どもの個性や特性を引き出そう

お子さんの特性を引き出すためには、ランキングに振り回される必要はありません。お子さんが何に興味や関心を持ち、高い集中力を発揮しているのかに注目しましょう。たとえばゲームが好きなお子さんのなかでも、何のジャンルのゲームが好きなのかによって、特性が異なります。

街づくり系のゲームなら創作性や独創性、格闘ゲームなら競争心、シミュレーションゲームなら計画性など、お子さんの性質や能力によって得意・不得意が異なります。学校の成績や周りの友人のタイプとも照らし合わせながら、お子さんならではの特性を探していきましょう。

プログラミングの習い事で、得意なことをもっと鍛える!

お子さんの得意なことを引き出すためにおすすめしたい習い事が、プログラミングです。なぜなら、プログラミングはあらゆる物事に通用する「非認知能力」を鍛えてくれるからです。非認知能力とは、テストや数値で表せない力を指します。

たとえばプログラミングでは、オリジナリティを発揮するための創造力や、完成品をイメージするための想像力、情報を組み立てるための論理的思考力などが養われます。グループで行うプログラミング学習では、コミュニケーション能力も重要です。

これらの非認知能力は、文系・理系にかかわらず必要になる力です。プログラミングで満遍なく能力を鍛えることで、子どもたちの将来はさらに豊かなものになっていくでしょう。

楽しく個性を磨く習い事なら「プロクラ」

今回は、小学生の得意なことランキングや、プログラミングが個性を引き出す理由についてご紹介しました。プログラミングでは幅広い能力が磨かれますが、なかでも文章の意味や本質を読み解くための読解力や体系的に考えるための論理的思考力は、あらゆる教科・職業に影響を与えます。

そのため、学習効果を上げるための習い事としてもプログラミングは注目を浴びています。2020年から小学校でプログラミング学習が必修化されましたが、学校では専門的なプログラミングスキルを習えるとは限りません。

そこでおすすめしたい習い事が「プロクラ」です。プロクラでは、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界で楽しくプログラミングが学べます。「子どもの個性を引き出したい」「得意なことを伸ばしてあげたい」と思っている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

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