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子どもが習い事を辞める時の判断ポイントは?保護者が習い事を選ぶ方法も

子どもの習い事を辞めたい…先生にはどう伝えるべき?

子どもが習い事を辞める時は、どのように対応すればよいのでしょうか。そして、子どもが習い事を辞めるタイミングも見極めが難しいですよね。

そこで本記事では、子どもが習い事を辞める時の判断のポイントや、気持ちよく辞めるためのコツを解説します。習い事の先生へのメールの例文もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

子どもが習い事を辞める時の判断のポイント

子どもが習い事を辞める時の判断のポイントは、主に3つあります。

  • 子どものモチベーションが下がった
  • 子どもの目的やレベルに合わなくなった
  • 人間関係が上手くいっていない

一つずつ解説していきましょう。

子どものモチベーションが下がった

お子さんのモチベーションが下がっているようであれば、習い事を辞めるタイミングかもしれません。習い事を楽しんでいるかどうか、お子さんの様子を確認してみましょう。

たとえば、以下のような場合はモチベーションの低下が疑われます。

  • 「習い事に行きたくない」と言うことが増えた
  • しぶしぶ習い事の準備をしている
  • 習い事の教室で楽しそうにしていない

ただし「習い事そのものは好きではないけれど先生や友達は好き」というケースもあります。その場合、表面上は習い事を楽しんでいるように見えるでしょう。「習い事はおもしろい?」や「これからも続けていきたい?」と定期的にお子さんに確認する必要があります。

子どもの目的やレベルに合わなくなった

習い事の教室ごとに教育方針やレベル、指導方法は異なります。目的やレベルに合わない習い事は、お子さんにとって負担となるでしょう。

「高いレベルで頑張りたいけれど仲間のやる気がない」または「先生が変わったことで指導方針が合わなくなった」など、適さない環境にいるとお子さんに備わっている「やる気」や「才能」を活かせない可能性があります。

人間関係が上手くいっていない

習い事では教室に通う仲間や先生など、多くの人間と関わりが生まれます。人間関係がうまくいかず、習い事を苦痛に感じるケースは少なくありません。

特にチームワークが重要となるスポーツ関連の習い事では、チーム内の人間関係が悪いと競技を楽しめないでしょう。誰にとっても相性が合う人・合わない人はいるので、お子さんを責めずに違う教室を探してみてください。

習い事を気持ちよく辞めるためのコツ

習い事を気持ちよく辞めるためのコツを3つご紹介しましょう。

  • 可能な限り対面で伝える
  • 伝えるタイミングは早いほど良い
  • 誤解を与えない言葉選びを

以下で詳しく見ていきます。

可能な限り対面で伝える

辞めることを先生に伝える方法は、メールや電話などさまざまですが、可能な限りは対面で退会することを伝えましょう。文面だけでは、どうしても冷たい印象になってしまいます。対面だと感謝の気持ちがより伝わるため、トラブルが起こりにくいです。

レッスンの後に少し時間を作ってもらい、保護者様が直接退会の意志を述べるとよいですね。お子さんからの挨拶は、習い事の最終日だけで問題ありません。

伝えるタイミングは早いほど良い

退会の手続きに時間を要したり、習い事によっては発表会があったりするので、伝えるタイミングは早いほど良いです。急に退会することを伝えると、先生や周囲の子どもたちに迷惑がかかるケースがあります。

習い事を辞める時は、1ヶ月前までに伝えるのが一般的。体調不良といったやむを得ない事情がある場合は、先生に詳しく状況を説明して相談してみてください。

「辞める時は〇ヶ月前に報告しなければいけない」というルールが設けられている教室もあります。その場合は、教室のルールに従って行動しましょう。

誤解を与えない言葉選びを

先生は「対応が悪かったのかな」や「何が不満だったんだろう」と思ってしまうかもしれません。誤解を与えないような言葉選びをすることが大切です。「習い事を通じてできるようになったこと」や「お子さんの成長」を話題にあげながら感謝の気持ちを伝えると、相手もポジティブな気持ちになれます。

先生に対して不満を感じている場合でも、気持ちよく辞めるためには丁寧な言葉使いを心がけてください。

習い事を辞める時のメールの例文

習い事を辞めることを伝える時は対面が望ましいですが、都合がつかない場合はメールでも問題ありません。「具体的にどうやって退会することを伝えたらいいんだろう……」と悩んでいる保護者様に向けて、習い事を辞める時のメールの例文をご紹介します。

メールの文章は、以下の流れで作成するのがオススメです。

  1. 名乗り
  2. 退会の意志
  3. 理由
  4. 習い事による成果
  5. 感謝
  6. 今後の予定

具体的な例文を挙げながら説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

名乗り

習い事に通っている子どもは何人もいるので、文頭では必ず名乗りましょう。

  • 〇〇先生、いつもお世話になっております。✕✕クラスの〇〇(お子さんの名前)の母(父)でございます。本来ならば直接お会いしてお伝えすべきところですが、都合がつかずメールで失礼いたします。
  • △△教室〇〇先生、いつも△△教室で〇〇(お子さんの名前)がお世話になっております。母(父)の✕✕です。お会いしてご挨拶申し上げるべきですが、都合がつかず、メールにてご連絡させていただきました。申し訳ございません。

大規模な教室の場合は、名前に加えてクラス名や所属を述べると親切です。

退会の意志

名乗ったあとは、退会の意志を表明します。

  • 〇月末を持って、✕✕教室を辞めさせていただきたくご連絡差し上げました。
  • このたび△△(日付)を持って✕✕教室を退会したく、連絡いたしました。

退会したい日付を提示しておくと、退会手続きがスムーズに進みやすいです。

理由

次に、退会する理由を述べて事情を説明します。

  • 家庭の事情により、✕✕教室を退会することを決めました。
  • 退会する理由としては、学業に専念するためです。

理由を詳しく説明したくない場合は「家庭の事情により」や「状況の変化がありまして」などのように、さりげなく伝えてみましょう。

習い事による成果

習い事による成果について触れると、先生に対する感謝の気持ちが伝わります。

  • 入会した当初に比べると、集中して勉強に取り組めるようになりました。本人も自信がついたようです。
  • 〇〇先生にご指導いただいてクロールができるようになり、水泳が好きになったようです。

「指導してよかったな」と相手が思うような一文を添えると、円滑に退会できるでしょう。

感謝

習い事による成果に触れたら、あらためて感謝の言葉を述べます。

  • これもひとえに、◯◯先生のおかげです。本当にありがとうございました。
  • ✕✕先生やスタッフの皆さまのおかげだと、家族一同ありがたく思っております。感謝申し上げます。

「ありがとうございました」だけでなく「◯◯先生のおかげ」といった言葉を付け加えると、より誠意が伝わりやすいです。

今後の予定

最後に、今後の予定についてまとめます。

  • 残りわずかではありますが、△△(日付)までご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
  • 最終日に先生に直接ごあいさつしたく、当日は親も教室に伺わせていただきます。その際は、またよろしくお願いします。

最終日に出向く場合は、その旨をメールにて伝えておくとよいでしょう。

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習い事を辞める時は、できるだけ対面で退会の意志を伝えましょう。いきなり辞めると先生や他の生徒さんに迷惑がかかる場合があるので、早めに伝えるのがマナーです。

退会することを明確に示すことはもちろん、これまでの感謝を述べることも大切です。お子さんの成長を具体的に挙げて「先生のおかげです」と一言添えてみてください。

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