プログラミング教育情報

小学生の遊び17選|室内でできる遊びや家族で楽しめる遊びは?

家族が参加できる小学生の遊びで、休日をもっと楽しもう

小学生は、遊びの中からさまざまな学びを得ます。周りとの人間関係の築き方や、遊びのタイプならではの専門的な知識、社会で役立つ非認知能力など、遊びから獲得できる力の影響は計り知れません。

今回は、家族で参加できる小学生の遊びをご紹介します。子ども時代の遊びは、コミュニケーション能力や想像力を得るためにも役立ちます。さまざまな楽しい遊びを通して、お子さんの感性や将来の可能性をさらに豊かにしていきましょう。

子どもの好奇心を引き出すゲームの特徴

ここでは、子どもたちの好奇心を引き出すゲームの特徴をご紹介します。小学生の子どもたちが遊びに没入感を抱くためには、ワクワクする気持ちを引き出すことが大切です。子どもたちの興味関心を集めるゲームの特徴を学び、実際のコミュニケーションに役立てていきましょう。

手先だけではなく、五感を使って楽しめる

小学生の子どもたちの好奇心を引き出す遊びは、手先だけではなく五感を使って楽しめることが重要です。体を思い切り動かしたり、音楽や映像などの感覚を刺激する要素を取り入れたりする遊びで、子どもたちの知的好奇心を刺激しましょう。

特に、ネイチャーアクティビティやウォーターアクティビティなどの自然と触れ合う遊びは、子どもたちに好まれる傾向にあります。音・光・香り・質感など、さまざまな感覚に刺激を感じられる遊びを取り入れることで、感性や感受性も養われます。

子どもの特性や興味関心に沿っている

小学生の遊びを導入する際は、子どもたちの特性や興味関心に沿っているかどうかも大切です。たとえば小学生の遊びでは、ドッジボールやサッカーなどのスポーツ系のものが人気です。しかしすべての子どもたちがスポーツが好きなわけではありません。

同じ年齢の小学生でも、一人でゆったりと楽しめる遊びや、想像力を膨らませられる室内型の遊びが好きなケースがありますよね。保護者様の好みや流行りを押し付けず、お子さんが素直な気持ちで楽しめる遊びは何かを考えていきましょう。

想像力が掻き立てられる・ストーリー性がある

小学生の子どもたちは、想像力が掻き立てられるゲームや、ストーリー性があるゲームを好む傾向にあります。教育では度々ゲーミフィケーション(ゲームの要素を学習や仕事などに取り入れる手法)が導入されますが、中でもストーリーテリングの要素は重要視されます。

小さな子どもたちが遊ぶ鬼ごっこやかくれんぼなども、鬼という「捕まってはいけない存在」の怖いイメージを膨らますことで、さらに楽しさが増しますよね。子どもたちの想像力を引き出す遊びを取り入れ、没入感を高めていきましょう。

小学生向けの室内ゲーム

ここでは、室内向けの小学生の遊びをご紹介します。家の中で楽しめる小学生の遊びを覚えれば、雨の日や寒い日でも安心です。小さな子どもたちから大人まで遊べるゲームを取り入れ、家族の思い出を増やしていきましょう。

ルールやテーマを決めたしりとり

ルールやテーマを決めたしりとりは、室内で遊べる代表的な小学生の遊びです。ただのしりとりは子どもっぽくてつまらないと感じる子でも、テーマを設定するだけで難易度が上昇し、大人でも頭を悩ませるようなゲームを楽しめます。

たとえば、食べ物限定・地名限定・5文字限定・カタカナ限定など、お子さんの成長に応じたルールを設定してください。どうしても単語が出てこない場合は「〇回まで調べてOK」のようなルールを取り入れるのもよいでしょう。

お絵描き伝言ゲーム

お絵描き伝言ゲームも、家族みんなで楽しめる小学生の遊びです。言葉を使ってはいけないルールのため、子どもたちは試行錯誤でお題を表現します。最初のうちは、リンゴや猫など簡単な内容から始めるとよいでしょう。

慣れてきたら「バナナを食べているゴリラ」や「けん玉で遊んでいる豚」などのように、難易度を上げると盛り上がります。ストップウォッチで時間制限を設けると、焦る気持ちが適度なスパイスになって飽きずに楽しめるでしょう。

TRPG

昨今ブームが広がっている小学生の遊びとして、TRPG(テーブルトークロールプレイング)が挙げられます。TRPGは、自分に設定されたキャラクターや役割を演じながら、会話によって物語を進めていくゲームです。

特にファンタジーゲームの世界観を取り入れたTRPGは、小学生に人気の傾向があります。テレビゲームの世界の中に入り込んだかのような没入感が得られるため、子どもたちの想像力や好奇心を楽しく刺激してくれるでしょう。

オセロ・将棋・麻雀などのロジカル系ボードゲーム

伝統的なボードゲームは、小学生を含む幅広い世代が楽しめる室内ゲームです。とくにオセロ・将棋・麻雀など、ロジカルな思考を求められるボードゲームは、学習効果の向上につながる点でも推奨されます。

クラシックなボードゲームも日々進化しており、昨今では盤面が立体的になったオセロや、不規則な形のマスで遊ぶ将棋など、ユニークな商品も展開中です。基本的なルールを家で覚え、親子でゲーム会に参加するのも良いでしょう。

室内型宝探し

室内型宝探しは、子どもたちのワクワク感を存分に引き出せる遊びです。保護者様は家の中に宝物にあたるものを隠し、お子さんに謎解き形式で場所を教えます。たとえばソファーのクッションに隠す場合は「ピンク色で柔らかい物の中」のように言い換えます。

行く先々で謎解きメモを残し、お子さんが最後まで辿り着けるかを見守りましょう。困っている場合は「台所にはありません」や「〇〇君よりも背が高い物に注目してね」などのように、ヒントを与えることでさらに思考力が発揮されます。

風船を使ったボールゲーム

小学生の子どもたちは、大人がついていけなくなるほど元気にあふれていますよね。風船を使ったボールゲームは、雨や雪などで外に遊びに行けない日に役立つ遊びです。ボール遊びは家具や窓にぶつかってしまうと危険ですが、風船であれば家も子どもも安全に楽しめます。

ただし、風船が思わぬ場所に飛んでいってしまうこともあるため、落とすと困る物はあらかじめ別室に移動させたり、大きな布を被せたりするとよいでしょう。またはサークルを設置して、範囲内で遊ぶように伝えると安全度が増します。

ブロックタワー・積み木崩し

ブロックタワーや積み木崩しは、パーティーゲームで定番の商品です。小学生の遊びとしても盛り上がり、子どもたちの集中力や忍耐力、空間把握能力が鍛えられます。年齢を重ねるごとにどんどん手先が器用になっていくので、成長の過程も楽しめますよ。

小学校中学年ほどになると、大人でも負けてしまうことも。ドミノ遊びにも流用できる商品も販売されており、創造性を高める遊びにも取り入れられます。ポップでカラフルな色の商品が多いため、子どもたちの興味をそそりやすいのも魅力です。

箱の中身当てゲーム

箱の中身当てゲームは、テレビやYouTubeでも人気の遊びの一つです。小さな子どもたちでも、テレビや動画で見たことがあるのではないでしょうか。本体の箱に段ボールを活用すれば、リーズナブルに手作りできます。

腕を入れる部分は、シンク・排水溝用の割れゴムなどを使えばケガの心配もありません。テレビ番組で見るように生き物を入れるわけにはいきませんが、生活用品や雑貨などでも十分に楽しめます。お子さんが遊んでいる光景を動画に撮れば、何年後でも見返せる楽しい思い出になるでしょう。

水平思考ゲーム

水平思考ゲームとは、出題者が読み上げる物語に対して質問することで真相を紐解いていくゲームです。質問者は「はい」か「いいえ」か「関係ない」だけで答えられる質問を投げかけます。

想像力・推理力・洞察力・発見力など、さまざまな能力が総合的に求められるゲームです。慣れるまで少しコツが必要かもしれませんが、違和感や気づきが質問によって確信に変わっていくプロセスには、病みつきになる面白さがありますよ。

物知りゲーム

物知りゲームは、特定のテーマに関連する単語を多く出していくゲームです。たとえば果物がテーマであれば、リンゴ・バナナ・メロン・ブドウ……と種類をどんどん書き出していきます。

制限時間内にできるだけ多く単語を上げられた人が勝ちです。子どもたちの語彙力や記憶力、情報処理能力が鍛えられ、テーマを変えることで長く楽しめるでしょう。

小学生向けの屋外ゲーム

ここでは、小学生向けの屋外ゲームをご紹介します。体をたくさん動かして遊べるゲームは、身体的・精神的な成長につながるだけではなく、子どもたちのストレス発散にも役立ちます。

見つけた物を埋めるビンゴ

屋外で楽しめる小学生の遊びでは、見つけたものを埋めるビンゴがおすすめです。まず家でビンゴカードを作り、空欄に「外で見つけられそうなもの」を記入しましょう。保護者様と一緒に散歩に出かけ、実際に見つけられたものの欄にマルを付けていきます。

信号機やガードレールなどの発見率が高い物はもちろん、しっかり探さないと見つけられない物も記載すると、難易度が上がって楽しめます。「青い飲み物」や「ザラザラした物」など、抽象的な内容も入れるとさらに想像力が掻き立てられるでしょう。

かくれんぼや鬼ごっこなどのシミュレーション型ゲーム

かくれんぼや鬼ごっこなどのシミュレーション型ゲームは、幼稚園から小学生に進学した後でも楽しめる遊びです。普通のごっこ遊びに飽きやすい子の場合は、特別なルールを追加してみましょう。

たとえば高鬼や色鬼は、少人数でも楽しめる遊びです。より多くの人数で遊ぶ場合は、ドロケイや氷鬼なども盛り上がります。

バドミントン・フリスビーなど体を使ったゲーム

小学生の遊びでは、バドミントンやフリスビーなど体を使ったゲームが人気です。全身を動かせるため心身ともにリフレッシュでき、空間認識力も養われます。

とくに体育が苦手な子の中には、学校で体を動かすことに抵抗を感じているケースも。家族という安心できる関係性だからこそ、人目を気にせずにスポーツが楽しめます。マジックテープで張り付くタイプのキャッチボールや、足かけリングのついたジャンプボールなどもおすすめです。

屋外型宝探し

屋内でも楽しめる宝探しは、屋外でももちろん盛り上がります。屋外ならではの楽しみ方として、子どもたちが五感で自然と触れ合いながら探せることが挙げられます。

公共の場である公園に謎解きメモを隠すことは難しいため、特定の木の幹や花壇の裏などに宝物を隠し、その場所を考えさせるような問題を作りましょう。

子どもの体格に合わせたボールゲーム

ボールゲームは、世界中の子どもたちに人気の遊びです。お子さんの体格や好みに合わせて選びましょう。小学生が楽しめるボールゲームは、サッカー・バスケ・野球だけではありません。

テニス・スカッシュ・ミニゴルフなども、小学生が屋外で遊べるボールゲームです。普通のキャッチボールやボール回しも、ラグビーボールのような変わったボールに変えるだけで楽しみ方が変わります。

竹馬・一輪車などを使ったレースゲーム

お子さんが竹馬や一輪車などに乗れる場合は、親子でレースゲームにチャレンジしてみましょう。一直線に往復するだけでも白熱しますが、花壇やベンチなどを活用しながらオリジナルのコースを作ると、お子さんとのコミュニケーションにもつながります。

とはいえ、昨今では竹馬や一輪車を持っていないご家庭も多いですよね。そこでおすすめしたいのが、現代風の「ぽっくり」のおもちゃです。ぽっくりは数百円〜数千円程度で購入でき、低学年の子どもたちでも比較的安全に遊べます。ぜひ親子の分を購入し、お子さんとの時間を楽しんでくださいね。

だるまさんがころんだ・だるまさんの一日

小学校中学年頃までの子どもたちには、だるまさんがころんだのゲームもおすすめです。体を停止させるときに「両手を上げる」や「片足立ちをする」などのルールを取り入れると、さらにスリリングになります。

派生ゲームである「だるまさんの一日」は、鬼が言った内容を体で再現します。たとえば「だるまさんがご飯を食べた!」であれば、体を停止させつつご飯を食べるポーズもしなければなりません。思わずお互いが笑ってしまうようなユニークなポーズも生まれるため、思い出づくりにつながりますよ。

ルールや行動範囲をあらかじめ定め、心身の安全を確保しよう

小学生の遊びをする際は、ルールや行動範囲をあらかじめ定め、心身の安全を確保するように努めましょう。ルールの設定は自由度を狭める場合もありますが、決められたルールの中だからこそ安全に創造性を発揮できます。

とくに遊ぶ人同士の年齢差がある場合は、知識や体格の差が理由で幼い子が不利にならないためにも、大人が特別ルールを定めるとよいでしょう。年上の子は、年下や小さい子どもたちへの気遣いも学べます。

小学生の遊びのなかで養いたい能力

ここでは、小学生の遊びを通して養いたい能力をご紹介します。小学生の遊びで育まれる能力は、学校生活にはもちろん大人になっても役立つスキルばかりです。遊びを通して、お子さんの能力を総合的に引き出していきましょう。

想像力・共感性

小学生の遊びは、想像力や共感性の育成につながります。たとえばごっこ遊びやコミュニケーション能力が必要な遊びでは、相手の心理や思考を読み取る力や、相手の気持ちに寄り添う力が育まれるでしょう。

想像力・共感性は、周囲の人たちと円滑な人間関係を築くために欠かせないスキルです。想像力・共感性に優れている子どもたちは、常に相手の目線に立った考え方ができるため、優しいコミュニケーションが実現します。その結果、周りからの協力を得られやすくなったり、仲間に恵まれたりなどのメリットが生まれます。

論理的思考力・問題解決力

論理的思考力や問題解決能力も、小学生の遊びで育成したい能力の一つです。とくにクイズやなぞなぞ形式の遊びでは、課題を乗り越えるために必要な力が養われます。情報同士をつなぎ合わせることで答えが導かれ、ゲームの成果や勝利を得られるでしょう。

論理的思考力は物事を体系的に理解する力でもあるため、育成することで持っている知識を適切に活用できるようになります。今後も複雑化し続ける世の中では、自分に必要な情報を選別・活用する能力が重要といえるでしょう。

自己理解・自己管理能力

小学生の遊びでは、自己理解能力や自己管理能力の育成も可能です。自己理解能力が高まれば自分の強みや弱みを理解できるため、より高い成果が見込める物事にチャレンジしたり、周りに助けを求めたりなどの行動が容易になります。

自己管理能力とは、自分の思考や感情をコントロールする能力です。どれほど他の能力を高めても、感情的になりやすい状態では上手に力を発揮できません。子どもの頃からアンガーマネジメントの技術を得ることで、より合理的で生産的な選択ができるようになるでしょう。

小学生の習い事にプログラミングが注目されている理由

前項でご紹介した能力をバランス良く育てられる習い事として、プログラミングが注目されています。プログラミング学習では、論理的思考力・想像力・創造力・コミュニケーション能力・問題解決能力など、学習効果の向上に役立つ幅広いスキルが得られます。

2020年から小学校ではプログラミング教育が必修化されましたが、学校で専門的なプログラミングスキルを得られるとは限りません。家庭教育や習い事を通して、楽しみながらプログラミングを学びましょう。

楽しい遊びのような習い事なら「プロクラ」

今回は、家族でも楽しめる小学生の遊びをご紹介しました。「子どもたちには遊びを通して学んでもらいたい」と考えている保護者様におすすめの習い事が、プロクラです。プロクラは、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。

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