プログラミング教育情報
小学校低学年から通える習い事11選|小1にもおすすめの習い事とは?
各種アンケートを参考にした結果、小学校低学年の子どものうち「2人に1人は習い事をしている」というデータが確認されています。
アンケートによっては、8割以上の子どもが習い事に通っているというケースも。2024年現在、習い事に通う子どもは例年よりも増加傾向にあります。
数|半数以上が2つ以上掛け持ちしている
実際に習い事を行っている子どものなかでは、半数以上の子どもが「2つ以上の習い事を掛け持ちしている」という結果が出ています。なかには「4つ以上習い事をしている」という回答も。
習い事ランキングをリサーチした結果、スポーツ系の習い事と座学系の習い事にそれぞれ通っている子が多いようです。
費用|月額で平均1万3千円かかっている
子どもの習い事の費用では、月額1万3千円程度が相場となっています。ただし費用は習い事の内容によって大きく異なる点に注意しましょう。
とくに芸事に関連する習い事では、アマチュア志向かプロフェッショナル志向かによって月謝が大幅に変わります。また発表会費用・ユニフォーム費用・楽器費用・施設利用料など、習い事の内容によって費用の概要が異なる点にも注目です。
小学生で習い事を始めるメリットとは
ここでは、小学校低学年から習い事を始めるメリットをご紹介します。保護者様のなかには、「小学校低学年のうちは、学校生活や友達との遊びで十分では?」と考えている人もいるかもしれませんね。低学年の時期ならではのメリットを知り、前向きに習い事を検討していきましょう。
小学校以外のコミュニティができる
小学校低学年で習い事を始めるメリットとして、学校以外のコミュニティができることが挙げられます。習い事に通わない小学生の場合、周囲の環境はほぼ家庭か学校に限定されます。その結果、特定の交友関係の間でのみ価値観が育つ形に。
一方、習い事を通じて学校以外の交友関係を築くと、子どもの価値観がさらに広まり多角的な視点を得られるようになるでしょう。また学校での人間関係にトラブルが起こっても、家庭以外の逃げ場所があることで、子どもの情緒が安定しやすくなるというメリットもあります。
習慣化の基礎ができる
低学年から習い事を始めることで、習慣化の基礎を築けることが期待できます。習い事という新しいルーチンを組み込めば、子どもの自己管理能力や計画性が育成されるでしょう。これらの能力は、義務教育期間が終わり社会に出た後も役立つスキルです。
習慣化の概念を持っている子は、自宅学習もスムーズに行える傾向に。とくに具体的な課題を出される習い事に通うことで、自己管理能力はさらに向上していくでしょう。学習における自己管理能力は、テスト勉強や受験勉強などにも大いに役立ちます。
ゴールデンエイジ期を有効に過ごせる
ゴールデンエイジ期を有効に過ごせることも、小学校低学年から習い事を始めるメリットです。ゴールデンエイジ期とは、子どもの能力を飛躍的に伸ばしやすい時期のこと。一般的に、6歳から12歳までの小学生期間を指します。
ゴールデンエイジ期の最たる特徴は「即座の習得」が可能であることです。この時期に計画的に訓練を行うことで、将来的に大きな効果が期待できます。小学校低学年は、子どもの可能性を広げるためにぜひ習い事を始めたいタイミングといえます。
小1から通える!小学生におすすめの習い事11選
ここでは、小学校低学年から通えるおすすめの習い事を11種類ご紹介します。学習の飲み込みが早い低学年のうちから習い事を始めると、生涯を通して楽しめる趣味や教養が身につきます。お子さんの希望や特性にも考慮しながら、長期的に通える習い事を探していきましょう。
スイミング
小学校低学年からの習い事として、スイミング(水泳)をおすすめします。水泳はランニングやジョギングと同様の有酸素運動に該当し、スタミナを上げ免疫力を向上させられる習い事です。体力がついた結果、風邪をひきにくく強い体づくりが可能となります。
また基礎的な水泳の能力が身につけば、緊急時に自分の身を守れることも。泳ぐスキルは一度養えば体に染みついてくれるため、大人になった後のレジャーの幅も広がります。心肺機能や筋肉も育つので、他のスポーツを行う際のサポートにもなるでしょう。
ダンス
ダンスも、小学校低学年から始めたい習い事の一つです。ダンスの習い事では集中力や基礎体力がアップし、リズム感・表現力が養われます。楽しみながら体を動かすことでストレス発散にもなり、子どもの情緒も安定していくでしょう。
ソロで行うダンスはもちろん、コミュニケーション力や団結力育成につながるグループで行うダンスもおすすめの習い事です。お互いに話し合い振り付けを決めることもあり、社会性や思いやりなどの非認知能力の向上も期待できます。
体操教室
体操教室は、子どもの運動能力を発達させるためにおすすめの習い事です。日常生活だけではなかなか養えないような、バランス能力や筋力を育てます。たとえば、逆さまになる・ぶら下がる・転がるなどの、体育の時間以外では実践する機会が少ない運動に取り組みます。
全身の筋肉をくまなく動かすことで、体力が向上し柔軟性もアップするでしょう。体力向上は免疫力アップ、柔軟性向上はケガの防止に役立ちます。毎日を健康に過ごせる体がつくれ、健全な心身の発達を大きくサポートしてくれる体操は、メリットの多い習い事です。
サッカー
サッカーは、子どもに人気の習い事の一つです。野球やバレーボールなども含め、集団で行うスポーツは子どものさまざまな能力を引き出してくれます。練習も試合も複数人で行うため、コミュニケーション力や協調性、チームワークを養うのにぴったりの習い事です。
運動神経だけではなく、精神面での成長をサポートしてくれるのもサッカーの魅力です。小学校低学年から始めることで、問題のない社会生活を送るための、対人能力の育成につながるでしょう。地域によっては、小学校低学年向けのクラブも展開されています。
英会話
小学校低学年からぜひ始めたい習い事が、英会話です。グローバル化が進む社会で活躍するためには、基礎的な英語力はマストといえます。
グローバル社会は今後ますます発展していくとされているため、子どもたちが成人する頃には、今よりもさらに語学力のニーズが高まっているでしょう。ゴールデンエイジ期に英語と触れることは、子どもの英語教育において大きなサポートとなります。
また2020年の学習指導要領の改訂により、小学3年生から英語教育が必修化されました。習い事による英語の基礎スキルの獲得は、学校での学習効果の向上にもつながるでしょう。
ピアノ・音楽教室
ピアノや音楽教室も、小学校低学年におすすめの習い事です。演奏スキルや楽譜を読むスキルは、大人になっても幅広いシーンで役立つ専門的なスキルです。ゴールデンエイジ期に音楽に触れ合うことで、生涯を豊かに過ごすための教養が身につきます。
演奏を通した表現力の向上により、子どもの感性や美意識が育まれるのも大きなメリットです。習い事を通じて、流行曲だけではない「古くから親しまれる音楽」にも触れることで、創造力や想像力を養うための感受性が引き出されていきます。
書道
小学校低学年から通わせたい習い事として、書道も人気です。書道は、礼儀や作法を重要視する習い事でもあります。精神を落ち着かせて課題に挑むための集中力や、周りの人たちへ敬意を払う姿勢が養われ、挨拶の大切さも理解できます。
運動系の習い事のように体の成長にはつながりませんが、子どもの精神的な成長をサポートするために有効な習い事といえるでしょう。呼吸を整えたり正しい姿勢を保ったりする意識が求められるため、日常生活におけるメンタルコントロールにも役立ちます。
そろばん
子どもの学習効果を上げる習い事として、そろばんも推奨されています。そろばんと聞くと「暗算力を上げる習い事」というイメージがあるかもしれませんが、そろばんの学習効果は安全力・計算力だけではありません。
そろばんでは、立体的に物事を考える力や、図形・映像によって空間や状態を認識する力、分析力・解析力などが向上します。論理的思考力と想像力を同時に引き出すことで、幅広い視野を獲得できるのです。とくに小学校低学年のゴールデンエイジ期に習えば、その後の学習効果が大きくアップすることでしょう。
学習塾・幼児教室
学習塾や幼児教室も、小学校低学年の子どもにおすすめの習い事です。とくに将来的に中学受験を検討しているご家庭では、小学校低学年の早い段階から学習習慣を根付かせることが大切になります。学習意識の高い同年代に囲まれることで、お子さん自身の意識も高まっていくでしょう。
学習塾や幼児教室では、講師との相性が非常に重要です。子どもとの相性がよい講師に出会えるように、複数の塾の体験教室を活用していきましょう。学習塾は受験対策のためだけではなく、日常的な学習習慣の定着や、学校の授業の補強にも役立ちます。
ロボット教室
昨今の学校教育では、STEAM教育やSTREAM教育が重要視されています。それらを実践するのにおすすめの習い事とされているのが、ロボット教室です。
小学校低学年向けのロボット教室では、図面を見ながらロボットを組み立てたり、改造などの応用実践を行ったりするカリキュラムが組まれています。集中力・観察力・創造力・空間認識力など、これからの社会で役立つ多くの非認知能力を育成できるのが魅力です。
プログラミング教室
小学校低学年向けの習い事として注目されているのが、プログラミング教室です。2020年の学習指導要領の改訂により、プログラミング的思考の育成を目的とした「プログラミング教育」が、小学校にて必修化されました。
しかし、学校ではあくまでもプログラミング的思考を身につけることを目的にしているため、専門的なプログラミングスキルを学べるとは限りません。
実際のプログラミングスキルを学ぶためには、家庭学習や習い事でのフォローが必要になります。プログラミング教室ではプログラミングスキルに加え、論理的思考力・問題発見力・問題解決力・創造力・想像力など、これからの社会を生き抜くために必要なスキルを習得可能です。
習い事を始めるときに気をつけたいポイント
ここでは、習い事を始めるときに気をつけたいポイントをご紹介します。小学校低学年の子どもは、まだ自分の思考を言葉にするのが苦手な場合もあるものです。保護者の理想や教育論を押しつけすぎないように、子どもとのコミュニケーションを大切にしながら習い事を検討していくことが求められます。
子どもの意思を尊重する
小学校低学年の習い事選びでは、子どもの意思を尊重することを心がけましょう。どのような習い事でも、子どもが「親に強制された」「無理やり習わされている」と感じるだけで、学習効果もモチベーションも下がってしまいます。
まずは子ども自身の希望や趣味嗜好を聞き出し、なるべく希望に沿うような内容を選ぶことが大切です。知的好奇心は、子どもの学習効果を大きく引き上げます。子どもが「楽しい」「もっと学びたい」と思うからこそ、コスト以上の恩恵を受けられると考えましょう。
自由な時間が減ることを理解してもらう
小学校低学年は、まだまだ友達と遊びたい時期。ゲームやインターネットなどの娯楽が、とくに魅力的に映る時期でもあります。そのため、子どもの習い事を選ぶ際は、自由な時間が減ってしまうことも当人に伝えておきましょう。
スクールの目途がついたら、あらかじめ移動時間・スクールでの学習時間・家庭学習時間を定量的にまとめ共有しておけば、低学年の子どもでもイメージしやすくなります。もしも子どもが渋るようであれば、習い事を一旦保留にするのも一つの手段です。
親も大変になることを覚悟しておく
子どもの習い事が始まると、保護者も大変になることを覚悟しておきましょう。子どもの通学の送り迎えや、習い事で生じる新しい学習や課題の管理、月々の出費など、家庭にかかる負担は増えていきます。
小学校低学年の場合は、たとえ近所の習い事であっても1人で通学できないことも。また音楽やスポーツの習い事では、発表会や試合などのイベントが行われます。入学金や月謝以外のコストも加味したうえで、無理のない範囲でできる習い事を検討しましょう。
初めて習い事を始めるなら「プロクラ」
今回は、小学校低学年から始めたい習い事や、習い事を始める際に気をつけたいポイントなどをご紹介しました。習い事のなかでもプログラミング教室は、IT化する社会において大きな注目を集めています。
現代社会では、あらゆるサービスやビジネスがデジタル化しつつあります。プログラミング教室で学んだスキルは、子どもが非デジタル領域に就労した場合でも役立ってくれることでしょう。
「プロクラ」は、子どもが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「小学校低学年の子どもの習い事に迷っている」「将来役立つスキルを育ててあげたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
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