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自分から勉強する子の親がしていること|自分で勉強することの大切さを教えたい
自分で勉強する子どもに育てたい…どうすればいいの?
子どもが自分から勉強に取り組まない姿を見ていると、思わず強い言葉をかけたくなってしまうこともありますよね。「なるべく子どもの主体性に任せたい」とは思いつつ、遊んでばかりの子どもに対して焦燥感や不安を抱いてしまう保護者様も多いでしょう。
今回は、自分から勉強する子の親がしていることや、子どもが自分で勉強に向かうための環境づくりをご紹介します。子どもが自分から勉強に取り組む習慣を持てれば、子ども本人も保護者もストレスがなくなりますよ。
自分から勉強する子の親がしていること
ここでは、自分から勉強する子の親がしていること・習慣をご紹介します。子どもが主体的に学ぶためには、自分から勉強に取り組みたいと思える環境が必要です。親とのコミュニケーションも、もちろん学習環境の一部。適切なコミュニケーションのなかで、子どものモチベーションを高めていきましょう。
勉強することを強制しない
自分から勉強する子の親がしていることの一つとして、勉強を強制しないことが挙げられます。あくまで子どもの主体性に任せて、自ら学びたくなる環境づくりをサポートします。ただし子どもが自分から学習を選択するためには、勉強の必要性を子ども自身が理解していることが大切です。
「子どもの主体性に任せよう」と放置していても、遊び好きな子どもが突然勉強好きに変わるわけではありません。事前に勉強へのポジティブなイメージを与えたり、子どもの自己肯定感を高めたりする背景があるからこそ、子どもが自分から学習に向かえます。
親も一緒に取り組む
自分から勉強する子どもの親は、子どもと一緒に学習に取り組む習慣を持っています。子どもにとって、最も身近なお手本となる存在が保護者です。保護者が率先して学習に取り組んでいる姿を見せれば、自然と「勉強は自分から進んでやるものだ」という認識を持てます。
自分が必死に勉強をしているのに、親がテレビやYouTubeを観てばかりだと「どうして自分だけ頑張らなくてはいけないのか」という気持ちになってしまうでしょう。内容は違えど、学習という同じ営みを共有することによって、安心感を持って勉強に向かえます。
わかる範囲だけでも勉強を教える
親のわかる範囲だけでも子どもに勉強を教えると、子どもが自分から勉強をしやすくなります。子どもが学習を苦しく思ったり苦手に感じたりする理由の一つが、質問環境の不足です。わからない所がそのままだと、学習のモチベーションも下がってしまいます。
親という身近な存在が先生の代わりになってくれることで、子どもは疑問が解決でき、自己成長を実感できます。努力の成果がわかりにくい勉強ほど、やる気が下がるものはないのです。また勉強を通して子どもとのコミュニケーションが芽生えることで、安心して学習に取り組める環境づくりにもつながります。
勉強の過程、結果を褒める
自分から勉強する子の親は、子どもの勉強の過程や結果を褒める習慣を持っています。子どもの勉強への意識が高い保護者は、どうしても結果を重視しがちな傾向に。テストの点数や成績表の評価をしてばかりでは、子どもは自分の頑張りを認めてもらえていないと感じるでしょう。
「毎日勉強を続けているの見ているよ、偉いね」「前回解けなかった問題が解けるようになっているね」など、プロセスに関する具体的な声かけは、子どものモチベーションをアップさせます。努力や工夫自体を評価するからこそ、子どもは「自分を見てくれている」と安心感を得られ、勉強にやりがいを感じてくれるでしょう。
やりたいことに挑戦させる
自分から勉強する子の親は、子どもがやりたいことを比較的自由に挑戦させます。子どもにとって、知的好奇心や興味・関心は、学習における大きなモチベーションです。自分が心から「やりたい」と思うからこそ、学習効果もアップします。
やりたいことに挑戦できた子どもは、自己肯定感が磨かれ、何事に対しても失敗を恐れない性質を得られます。勉強が苦手でも「まずはやってみよう」「やってみて、分からなかったらその時に考えよう」と前向きな気持ちで取り組めるでしょう。
自分で勉強することの大切さとは
ここでは、子どもが自分で勉強することの大切さをご紹介します。学習は義務教育期間だけではなく、高校・大学はもちろん社会に出た後にも続いていく営みです。主体的に学習する習慣をつけることで、子どもの人生はより豊かなものになっていくでしょう。
集中力が養われる
自分で学習する習慣をつければ、根本的な集中力が向上します。集中力は家庭学習だけではなく、学校での授業や受験勉強、資格勉強など、幅広いシーンで求められる能力。集中力が高い子どもは短時間で効率的に学習できるため、学習が結果に反映されやすくなるでしょう。
学力が向上する
家庭学習における主体性が養われると、学力の向上も期待できます。学習は、インプットとアウトプットの繰り返しによって定着していくものです。学校や塾で習った内容を家庭で効果的に反芻できれば、どんどん新しい領域の学習に取り組めます。
得意なことを伸ばし、苦手なことを克服する
自分で勉強できる子どもは、得意分野を伸ばし苦手分野を克服する習慣がつきます。とくに苦手分野の克服には、通常の学習以上の時間が必要です。通常の学習よりもやる気が起こりにくい分野だからこそ、自ら学習する姿勢を持てれば、早い段階で課題を乗り越えられるでしょう。
自分から勉強する子に育てる環境づくり
ここでは、自分から勉強する子どもに育つための環境づくりをご紹介します。保護者がどれほどポジティブな声かけをしても、実際に勉強に取り組むのは子ども本人です。子どもが気持ちよく学習に取り組めるように、一人ひとりに合った環境を導入していきましょう。
子どものやる気が出る勉強机を準備する
子どもが自分から勉強に取り組むためには、当人のやる気が出る勉強机を用意しましょう。昨今では、従来のような機能性に特化した商品はもちろん、大人のリモートワーカ―顔負けのオシャレな商品まで、さまざまな勉強机が展開されています。
子どもと一緒にオンラインサイトやカタログをチェックしながら、希望の学習机を探してみましょう。カラーもホワイトやウッド調を基調としたものから、インテリアに馴染むシックな色までバラエティに富んでいます。学習机に飾るインテリアも一緒に探すと、さらにモチベーションが上がりますよ。
勉強中は集中できるように騒音を出さない
子どもが学習に集中するためには、なるべく騒音を出さないように心がけましょう。テレビ・パソコン・ラジオなどの音は出さないように注意するだけではなく、掃除や料理などの生活音も最小限に控えることをおすすめします。
ただし年齢の離れた幼い兄弟がいる場合は、泣き声や大声をコントロールできないこともありますよね。どうしても騒音が生じてしまう場合は、室内に防音材を取り入れるのも一つの手段です。また自室以外に静かなスペースがある場合は、空間を限定せずに柔軟に移動を検討しましょう。
監視するのではなく、適度に見守る
監視するのではなく適度に見守ることも、子どもが学習に集中するために重要です。学習にとって適度なプレッシャーは集中力の向上に影響を与えますが、過度な監視は集中力が乱れ、ストレスの原因になってしまいます。
基本的には暖かく見守る姿勢を保ちつつ、飲み物やお菓子を差し入れたり、子どもの視界に入る場所で背を向けて作業したりなど、子どもの性質や環境に応じて適した接し方を心がけましょう。
自分で勉強したい!と子どもが通える習い事なら「プロクラ」
今回は、自分から勉強する子の親がしていること・習慣や、子どもが自分から勉強するための環境づくりについてご紹介しました。子どもが主体的に勉強に取り組むためには、学習を「楽しい」と思えることが大切です。
そこで取り入れたいのが、学習効果の向上が期待できる習い事です。とくに「プログラミング」は、論理的思考力・問題発見力・問題解決力・想像力など、幅広い学習にアプローチする非認知能力を鍛えられます。
「プロクラ」は、子どもが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「自分で勉強する子どもに育ってほしい」「勉強に楽しさを感じてほしい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
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