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学級閉鎖中の習い事、どうする?塾や習い事に通わせてもいいの?

学級閉鎖になったけど…習い事はどうすればいいの?

新型コロナウイルス感染症の影響により、学級閉鎖を経験した保護者様も多いのではないでしょうか。2024年現在はコロナウイルスによる学級閉鎖は落ち着いていますが、インフルエンザをはじめとする感染症の危険は常に潜んでいます。

子どもにとって、学級閉鎖は少し特別なイベント。なかには「学校が休みになった!」と喜ぶ子もいるでしょう。しかし習い事に通っているお子さんの場合、学級閉鎖中の通学には注意が必要です。

今回は、学級閉鎖が起こる基準や、学級閉鎖中の習い事についてご紹介します。基本的に、学校教育・家庭教育・習い事は別の領域でおこなわれるもの。しかし学級閉鎖の理由によっては、習い事を振り替えたり休んだりする対応も求められるのです。

学級閉鎖が起こる基準とは?

ここでは、小学校で学級閉鎖が起こる基準についてご紹介します。子どもを学校に通わせていると「えっ、こんなに休んでいる子がいるのに学級閉鎖しないの?」と怪訝に思うこともありますよね。学級閉鎖の明確な基準を知り、学校生活に役立てていきましょう。

「学校保健安全法」の二十条で定められている

学級閉鎖の基準は、学校保健安全法の二十条で定められています。学校保健安全法とは、児童や職員の健康の保持や増進、安全な環境での教育活動の実施を目的とした法律です。

学校保健安全法によると、学級閉鎖は「学校における感染症の予防の必要があるときに、学校の設置者が臨時におこなう、学校の全部または一部の休業のこと」とされています。

つまり、どの位の生徒が休んだら学級閉鎖になるかは、法律で定められていないのです。授業の休止は教育行政に関わる問題であるため、国や自治体ではなく学校の設置者の判断に委ねられています。

参考:e-GOV 法令検索「学校保健安全法(昭和三十三年法律第五十六号)」

参考:e-GOV 法令検索「学校保健安全法施行規則(昭和三十三年文部省令第十八号)」

インフルエンザはクラスの20%〜30%程度が欠席で学級閉鎖になる傾向がある

多くの学校において、学級閉鎖の理由としてまず思い浮かぶのがインフルエンザでしょう。インフルエンザによる学級閉鎖の基準も、前項の通り明確には定められていません。

学校保健安全法では「伝染病予防上で必要があるときは学級閉鎖をおこなえる」という旨の記載があります。上記の内容を受け、多くの学校では欠席率が20%を超えると学級閉鎖が検討される傾向にあるようです。学級閉鎖の期間も明確には定められていませんが、おおむね「最大5日程度」が一般的です。

学級閉鎖中の習い事は?どうしよう?

ここでは、学級閉鎖の習い事の扱い方についてご紹介します。「学級閉鎖だけれどうちの子は元気だし、習い事は普通に通わせても問題ないのでは?」と感じている保護者様も多いのではないでしょうか。状況に応じた適切な選択をおこない、生活の安心につなげましょう。

学校や習い事の運営元に確認する

学級閉鎖は、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などに対し、感染予防のためにおこなわれる措置です。もしお子さんが元気そうに見えても、ウイルスが身体に潜伏している可能性があります。

そのためお子さんが習い事に通えそうな状態でも、学校や習い事の運営元に確認する必要があります。習い事によっては、学級閉鎖中の生徒の通学に明確なレギュレーションを強いている場合もあるでしょう。法令で基準が定められていないからこそ、後々のトラブルを生まないための確認・相談が求められます。

振り替えが可能か確認する

習い事側からNGが出た場合はもちろん、通学許可が出た場合でも、レッスン・授業の振り替えが可能かどうかは確認するべきでしょう。理由は、お子さんの身体にウイルスが潜伏している可能性だけではありません。

学級閉鎖がおこなわれる時期では、近隣地域でもウイルスが蔓延している可能性があるからです。同じ習い事に通う別の学校の子どもが、ウイルスを所持している可能性があります。より確実にお子さんの健康を守りたいのであれば、振り替えを前向きに検討しましょう。

オンラインの受講が可能か確認する

もし振り替えが難しい場合は、オンラインの受講が可能かを確認してください。たとえばグループ学習塾・英会話教室・プログラミングスクールなどの習い事では、授業内容のオンライン化が容易なケースもあります。

また学級閉鎖のような事態に備えて、習い事を選ぶ際にオンラインが可能かどうかをリサーチしておくことも重要です。

これはダメ!学級閉鎖中の習い事

ここでは、学級閉鎖の習い事のNG行動をご紹介します。とくに保護者様が共働きや複数育児などで忙しい場合は、つい平常時と同じように習い事に通わせてしまうことも。学級閉鎖中の適切な対処を知り、子どもや周りの安全を守りましょう。

学級閉鎖のことを言わずに習い事へ行く

学級閉鎖であることを隠して習い事に行くのはタブーとされています。学級閉鎖はただの休学ではなく、感染症予防対策の一環です。

お子さんが習い事先でウイルスをもらってしまうリスクがあるだけではなく、感染源になって他の生徒たちにウイルスを伝播させてしまう可能性があります。

学級閉鎖理由の感染症にかかったのに習い事へ行く

学級閉鎖理由の感染症にかかったのに習い事へ行くことは、絶対に避けてください。「月謝がもったいない」「もうすぐ発表会だから」などの不安や不満もあるかもしれませんが、お子さんの健康と他の生徒たちの安全には代えられません。

そもそも感染中は、様態変化に備えてお子さんを家で休ませるべきです。ウイルスによっては、感染発覚から数日後に発熱や体調不良が現れる場合もあります。

学級閉鎖中の家庭での過ごし方

ここでは、学級閉鎖中の家庭での過ごし方をご紹介します。自分は病気・体調不良がないのにもかかわらず学級閉鎖になってしまうと、時間や体力を持て余しがちですよね。学校が休みだからこそ、家庭学習やフラストレーション発散につなげていきましょう!

家庭学習をする

学級閉鎖中は、家庭学習の習慣をつけるための大チャンス。夏休みのような長期の休みではだらけてしまいがちな子でも、数日〜5日程度の学級閉鎖であれば新鮮な気持ちで取り組みやすいでしょう。

学校の予習・復習や、自主学習ノートの作成、苦手な部分の補強などをおこなえば、学級閉鎖明けでもスムーズに元の生活に戻りやすくなります。とくに学級閉鎖明けは普段よりも授業のスピードが上がる可能性があるため、学習習慣自体は維持するように心がけてください。

以下の記事では、小学生が効果的に家庭学習をおこなう方法をまとめています。今回の記事とあわせて、ぜひ参考にしてください。

適度に身体を動かす

学級閉鎖中は友達と遊べず、体育の授業や休み時間の運動もありません。そのため子どもはフラストレーションがたまり、心の余裕がなくなってしまう場合があります。心身のストレスを発散するために、適度に身体を動かすように努めましょう。

とはいえ、学級閉鎖中に外に出て遊ぶのは何かと不安ですよね。YouTubeで身体を動かせる動画を見たり、1人用の小さなトランポリンを用意したりなどがおすすめです。体操やマット運動など、室内で身体を動かせる遊びを探してみましょう。

親と一緒に家事をする

学級閉鎖中は、普段は学校に行っている時間帯に家族とともに過ごします。お母さんやお父さんの「家での仕事」を勉強するチャンスともいえるでしょう。保護者と一緒に家事をすることで、自主性や生活力のアップにつながります。

たとえば子どもの食べたい料理を聞いて、レシピ検索・買い物・調理・洗い物などを一緒におこなうのもよいでしょう。トイレ掃除やテーブル拭きなど、一部の家事を完全に任せてみるのもおすすめです。

家庭学習にも活かせるプログラミングの習い事なら「プロクラ」

今回は、学級閉鎖の定義や、学級閉鎖中の習い事の扱い方などをご紹介しました。学級閉鎖中は、実は新しい学びのチャンスなのです。自宅学習や家事の手伝いなどを通して、学校だけでは学べない学習に触れてみましょう。

また学級閉鎖中でも取り組める学習や創作として、プログラミングが挙げられます。プログラミングは家にいたままでも学習できるため、習い事を休んでいる日でも無駄になりません。家で予習復習がしやすい習い事は、学級閉鎖が起こっても安心ですよね。

「プロクラ」は、子どもが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「学級閉鎖中でも自主学習ができる習い事を始めたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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