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【タイピング初心者向け】タイピングの練習方法、指の位置の覚え方とは

タイピングができるようになりたい!

あらゆるサービスやビジネスがデジタル化する昨今では、社会で活躍するために基礎的なITスキルが求められます。とくにタイピングやマウスの操作をはじめとする基本的なパソコンスキルは、業種や職種にかかわらず必須の能力といえるでしょう。

とはいえ、大人になってからパソコンの基礎知識をつけようとすると、苦手意識を払拭することが難しい場合も。頭が柔軟な子ども時代からパソコンに触れつつ、楽しみながら基礎スキルを覚えていくことが求められます。

今回はタイピング初心者のために、タイピングを練習するメリットや具体的な練習方法をご紹介します。タイピングの練習方法は、子どもでも大人の初心者でも大きく変わりません。お子さんはもちろん、タイピングを苦手に感じる保護者様も、ぜひこの機会に練習をスタートしてみてくださいね。

タイピングを早くから練習するメリット

ここでは、タイピングを早くから練習するメリットをご紹介します。タイピングスキルは、今後何十年も求められ続ける能力といえるでしょう。早く覚えるほどにコンプレックスを払拭でき、勉強や仕事に役立てられますよ。

プログラミングの学習に集中できる

子ども時代からタイピングを覚えると、プログラミングの学習に集中できるようになります。小学校では2020年からプログラミング教育が必修化され、学校や習い事でプログラミングに触れる子も多くなりました。

そこで求められるのが、基礎的なタイピング力です。タイピング力が乏しいと手元の操作だけでいっぱいいっぱいになり、肝心の学習内容が疎かになってしまいます。タイピング力は、プログラミングをはじめとしたITスキルに役立つ学習・習い事において、効果を発揮するために必須のスキルなのです。

癖がつく前に正しい位置を覚えられる

癖がつく前に正しい位置を覚えられるのも、子ども時代からタイピングを練習するメリットです。タイピングには厳格な規則はありませんが、すべての人が効率的に操作できるように、基礎的なルールが定められています。その代表例が、指の正しい置き方です。

子どもの頃から指の正しい位置を覚えておくと、タイピングミスが減るだけではなく、よりスピード感のあるタイピングが可能になります。自分なりの置きやすい位置を覚える前に、まず「一般的な正しい位置」を覚えることが大切です。

パソコンを使用するときに疲れにくくなる

タイピングを練習し正しい指の位置や姿勢を覚えると、体に余分な負担がかかりにくくなります。その結果、長時間パソコンを使用していても疲れにくい姿勢をキープできるようになるでしょう。デジタル社会において、長時間無理なくデスクワークができる能力は非常に大切です。

タイピングの練習をしないまま間違った指の位置でタイピングをしていると、特定のキーを押すたびに肩が上がったり、手首をひねったりする可能性があります。短時間であれば大きな問題はないかもしれませんが、何時間も負担をかけ続けると、体を痛めたり疲労がたまりやすくなったりすることでしょう。

タイピング初心者向け!練習方法

ここでは、タイピング初心者向けの練習方法をご紹介します。初心者がタイピングを上達させるためには、ひたすらに練習することが大切。効率的な練習方法を覚えることで、よりスピーディーな学習がかなえられます。学習の基礎を学び、楽しみながらタイピング力を上げていきましょう。

正しい姿勢で練習する

タイピングを身につけるためには、正しい姿勢を維持することから始めます。まずはキーボードを体の正面に置き、背筋を伸ばし、腕に対して手首が真っ直ぐになるように調整しましょう。手のひらはキーボードに強く押し付けないように維持することで、無理のない姿勢でタイピングができます。

ひらがなの打ち方を覚える

カタカナや漢字の変換を用いた練習の前に、すべてのひらがなを問題なく打てる状態を目指しましょう。ひらがな入力ができないときは、Windowsパソコンの場合、「Alt」と「カタカナひらがな|ローマ字(パソコンの機種によって表示が異なる場合があります)」のキーを同時に押すなどして、入力方式を切り替えられます。

ローマ字入力表を使う

タイピング初心者がぜひ取り入れたいのが、無料で各サイトで閲覧できる「ローマ字入力表」です。慣れるまでは入力表をプリントアウトし、デスクから見える場所に貼っておくとよいでしょう。とくに「でゅ」「ぴゃ」「きょ」などの拗音が含まれる単語においては、入力表が役立つはずです。

ホームポジションを意識する

タイピング練習では、ホームポジションを意識するように心がけてください。ホームポジションとは「キーを打つ前や打った後に戻ってくる指の位置」のことです。自分の打ちやすい指の動きを探す前に、基準となっているホームポジションを把握することで、より効率的にタイピング学習ができます。

タッチタイピングではキーボードを絶対見ない!

タイピング練習が進むと、手元を見ずに入力するタッチタイピング(ブラインドタッチ)にチャレンジする日も来るでしょう。タッチタイピングでは、画面上の視覚情報と指の感覚を一致させる必要があります。キーボードは見ないように心がけて行うことで、スピーディーな上達につながるでしょう。

【初心者向け】指の位置の覚え方

ここでは、初心者向けの「指の位置の覚え方」をご紹介します。タイピング学習で最初にして最大の壁となるのが、キーごとの位置の把握です。反対に、キーの場所さえ覚えておけば、あとは早さと正確さを向上させるだけ!基礎的なポイントをしっかり押さえて、効率的なタイピング学習につなげていきましょう。

「F」「J」のキーに人差し指を置く

タイピングの練習で、最初に覚える指の位置は「F」と「J」のキーです。両手それぞれの人差し指を置き、どのキーを押してもすぐに定位置に戻って来られるように努めましょう。

「F」と「J」のキーを触ると、ほかのキーにはない出っ張りがあることに気づきます。この出っ張りは、人差し指のポジションをわかりやすくするための目印です。ほぼすべてのパソコンに目印が装飾されるほど、人差し指を置く「F」と「J」のキーは重要なものとされています。

母音「A」「I」「U」「E」「O」は最初に覚えよう

「F」「J」の後には、とくに日本語のタイピングの場合、「A」「I」「U」「E」「O」の位置を覚えましょう。

日本語はすべての単語に5つの母音が存在しています。あ・い・う・え・おの母音の位置を優先して覚えることで、全体的な入力がスムーズになりますよ。覚えるまでは、5つの母音のキーに小さなシールを貼るのもよいでしょう。

タイピングをゲームで覚えるメリット

ここでは、タイピングをゲームで覚えるメリットをご紹介します。大人でも子どもでも、学習効果を上げるためには知的好奇心が大切です。ワクワク感を取り入れた練習は、学習効果をさらに引き出してくれます。ぜひ親子で一緒に楽しみながら、タイピング力をアップさせてくださいね。

初心者にとってわかりやすい

タイピングをゲームで覚えるメリットとして、初心者にとってわかりやすいことが挙げられます。初心者向けのタイピングゲームでは、表示される文字に対してキーがどこに存在しているかや、間違えたポイントなどが視覚化されるようになっています。

フィードバックがすぐに得られるため、改善点や弱点を把握しやすいのが大きなメリットです。またタイピングゲームの性質上、学習において「タイピング以外の知識を必要としない」点も、デジタルスキルが不安な初心者にとって魅力的です。

楽しく学習を進められる

楽しく学習を進められることは、タイピングゲームの最大のメリットといえるでしょう。タイピングゲームには、さまざまなタイプが存在しています。たとえばファンタジーや西部劇、日本の昔話など、ユニークな世界観のなかでタイピングが学べるものがあります。

ほかにも「タイピングを正しく入力すると攻撃ができるバトルゲーム」や、「タイピングごとに敵を倒せるシューティングゲーム」などがあり、自分に合ったジャンルを選べるのが魅力です。時間を忘れて練習したくなるほど没入感が高いゲームも多く、遊んでいる感覚でどんどんタイピング力が上達しますよ。

スコアが表示されるゲームが多く、やる気が出る

多くのタイピングゲームでは、結果に応じたスコアが表示されます。スコアはオンラインで共有でき、名前を登録すればランキングに掲載されるサイトも多く展開されています。自分のレベルが可視化されるので、競争心が刺激され、学習モチベーションがアップすることでしょう。

多くのタイピングゲームは、短くて1分程度、長くても5分以内程度で終わります。そのため短時間で何度もチャレンジしやすく、過去の自分を超えていく楽しさがある点も魅力。友達や家族でタイピングバトルができるのも、ゲームならではのメリットです。

基礎から応用までレベルを選べる

多くのタイピングゲームでは、基礎から応用までレベルを選べます。自身のタイピングスキルに応じて自由にレベルを選択できるため、いつでも新鮮な気持ちで学習に取り組めるでしょう。初心者〜上級者が同じゲームで学べるため、教材を選び直す手間もかかりません。

たとえば、初心者向けゲームでは「いぬ」や「りんご」などの短い単語が表示されます。上級者向けゲームでは、一度に数百文字のタイピングが求められたり、初めて聞くような専門用語を入力したりする場合も。自分に合うレベルを選ぶことで、退屈せずに学習を進められますよ。

自分の苦手なポイントがわかる

自分の苦手なポイントがわかることも、タイピングゲームの大きなメリットです。多くのタイピングゲームでは、自身が間違えたポイントが可視化されます。同じタイピングゲームを何度も繰り返していると、同じ箇所で間違えやすいことに気づくでしょう。

タイピングを間違えると、文字が赤く表示されたりブザー音が鳴ったりするなど、入力者が思わずハッとするような演出が現れます。苦手なポイントが記憶に残りやすいため、普通にタイピングをおこなうよりも学習効果が上がっていくのです。

タイピングを練習できる習い事なら、プロクラ!

今回は、タイピングを練習するメリットや、初心者がタイピング力を上げるための方法などをご紹介しました。タイピングは、パソコンを使ったあらゆる表現の基礎となる力です。タイピングが上手になればなるほど、パソコンへの苦手意識は払拭され、デジタルツールを使いこなしやすくなりますよ。

子どもがタイピングを覚えるためには、デジタルツールに関連する習い事もおすすめです。なかでも小学生向けのプログラミングスクールは、タイピングを含むさまざまなデジタルスキルを鍛えられる習い事として注目されています。

「プロクラ」は、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「子どもにタイピングやマウスの操作を教えたい」「楽しみながらデジタルツールに触れてほしい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてくださいね。

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