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子どもの自立|自立させる方法…親が子どものためにできること
子育てのなかでも重要なポイント「子どもの自立」
「自分のことは自分でできる子に育ってほしい」と、多くの保護者様が考えているのではないでしょうか。しかし、実際には「どこまで手を出していいのかな?」「ほかの子はもう一人でてきているのに…」と、悩んだり周りと比べたりしてしまうこともありますよね。
「子どもの自立」に向けて保護者様ができることは、まずは、お子さんが自分で考えて行動できるように、そっと準備を整えてあげることです。子どもたちは、自分で考えて行動する体験を積むことで「自分の力でできた」と感じられるようになります。
今回は、お子さんの自立をサポートするためのポイントと、おすすめのアプローチ方法を紹介します。お子さんのペースを大切にしながら、笑顔で自立への一歩をサポートしていきましょう。
子どもの自立とは
「子どもの自立」とは、子どもたちが自分で考え、自分の力で行動できるようになること。保護者様が手を出しすぎないことも大切ですが、適切なときに適切なサポートをすることが重要なポイントです。
自分で判断し行動できる
日々の生活のなかで、自分で判断し行動することが自立への第一歩です。たとえば、今日着る服を自分で決める、休みの日の過ごし方を自分で考える。こうした小さな決断の積み重ねが、自分で考えることの練習になります。
遊びのなかにも、子どもたちが自分で考えて行動する機会はたくさんあります。おもちゃで遊んだり公園で遊んだりするとき、子どもは失敗や試行錯誤をくり返しながら自分なりのやり方を学んでいきます。大切なのは、子どもたちが自分で考えて行動できるように、保護者様が適切なタイミングで考えや行動を促してあげることです。
他人の力を借りず、自分の力で成し遂げる
「自分でできた!」という達成感は、自立心が育つために何よりも大切です。たとえば、家族のために簡単な料理を作るといった経験は、大きな自信につながるでしょう。レシピを読んだり、手順を工夫したりする過程で考える力が育ち、できあがった料理を家族が「おいしい」といって食べてくれたら、それは最高の成功体験になります。
こうした経験を重ねることで「やればできる」という自信が育ち、次のチャレンジへの意欲も生まれます。お子さんが一人で何かを成し遂げる姿を見ると、保護者様は成長を感じてうれしくなりますよね。
自分の価値観や意見を持って、発言する
自分の意見をしっかり持ち、表現できるようになることも、自立への大きな一歩です。その土台として「自分の意見を聞いてもらえる」という経験が欠かせません。日ごろから家族の会話の中で、お子さんの意見にしっかりと耳を傾け、尊重してあげることが大切です。
たとえば家族旅行に行くときには、お子さんの意見を取り入れながら、行き先を決めたり計画を立てたりするとよいでしょう。このような場面を増やすことで、「自分の考えを持ち、発言する力」が自然と身につきます。学校での話し合いの場でも、自信をもって自分の意見を言えるようになっていきます。
自立心が強い子どもの特徴
自立心が強い子どもたちは、自分の考えや意見を持ち、自信を持って行動できます。失敗を恐れず、チャレンジ精神も旺盛です。また、自分で計画を立てたり、仲間と協力したりしながら、何かを成し遂げることに喜びを感じられます。
自分らしく生きることができる
自立心が強い子どもは、自分らしく生きることができます。「みんながやっているから」や「親がやれといったから」といった理由ではなく、「自分がこうしたいから」という意思で行動できるようになるからです。
たとえば習い事を選ぶ際に、周りの友達がやっているからという理由で選ぶのではなく、自分が興味のあることを選ぶというのが良い例です。保護者様はお子さんの選択を尊重し「あなたらしいね」と応援してあげるのがよいでしょう。自分の意思を尊重してもらえた経験が、さらに自立心を育む手助けとなります。
人間関係を円滑にできる
自立心が強い子どもは、自分の意見を相手に伝えるだけでなく、相手の意見も尊重することもできます。それによって、お互いの違いを認め合いながら良い関係を築いていけるのです。
きょうだいや友達と遊ぶとき、「みんなが楽しくあそぶためにはどうすればいいか」を話し合ったりおもちゃを交代で使うルールを考えたりする経験が、円滑な人間関係を築く力を自然と育みます。「自分の意見も、相手の意見も尊重する」という意識が育つことで、より良い人間関係の築き方を身につけることができるのです。
自分で考える力や判断力を養える
自立心が強い子どもは、どのような行動をすることが自分にとって良いのかを、自分で考えて判断できます。たとえば休日の過ごし方を計画する場合、「宿題を済ませてから公園に行く」「部屋を片付けてから友達と遊ぶ」といったように、やるべきことをやってからやりたいことをやろうと考えられるのです。
自分で考えて行動できるようになるためには、保護者様が指示を出しすぎないことも大切です。判断を意識的に任せることで、お子さんが自分で考える機会を作ってあげましょう。小さな決断を積み重ねることで自信がつき、自分の意思で行動し判断する力を養えます。
自分の強みを把握できる
自立心があると、自分の好きなことや得意なことに対して自信が持てるようになります。そのためには、「やらされている」と思いながら取り組むのではなく、自分の意志で好きなことに取り組む姿勢が重要です。自分が心から好きで熱中していることなら、「私は絵を描くのが好きで得意なんだ」「僕は野球が好きで得意なんだ」と胸を張って言えるようになります。
自分の強みを理解し活かそうとする姿勢は、将来の進路を選択する場面などでも、大きな力になることでしょう。
主体的に行動できる
自立心が強い子どもは、自分が何をすべきかを考えることができるので、主体的に行動できます。勉強や家の手伝いなど、保護者様がついつい「やりなさい」と言ってしまうことにも、自分から積極的に考えて取り組めます。
自分で目標を立て、それに向かって努力する姿勢も養われるので、勉強やスポーツで成果をあげることもできるのです。
自立心が育たないと自己管理ができない…具体例とは
自立心が育たないと、自己管理が難しくなります。たとえば、持ち物の準備ができなかったり、整理整頓が苦手だったりして、日常の行動に影響が出てしまうこともあります。
服を選んだり、脱いだ服を片付けたりできない
今日着る服を自分で選ぶ、自分が着た服は自分で片づける、こうした小さな行動の積み重ねは自立心を育むための大切な練習です。
お子さんが自分で選んだ服装に対して「その服では寒いよ」「上下の組み合わせがおかしいよ」などと口をはさんでしまいがち。そんなときに、何か言いたい気持ちをぐっと抑えて、「自分で服を選べたね」とお子さんの選択を認めてあげましょう。こうした小さな積み重ねによって、少しずつ自分で服を選んで管理する意識が育ちます。
自分の部屋を掃除できない
お子さんが掃除や片づけが苦手で困っている、という悩みを抱えている保護者様も多いことでしょう。しかし、それはお子さんの自立心が育っておらず、「掃除や片付けは親がやってくれるだろう」と考えているからかもしれません。
小さな頃から「お片づけタイム」を設け、お子さんと一緒に片づける習慣をつけましょう。親子が一緒に取り組む時間を通して、子どもたちは掃除の仕方を学び、片づいている方が快適に生活できることに気がつきます。こうした経験を積み重ねることで、自分の空間を自分で整える意識が自然と育っていきます。
学校に持って行く持ち物を準備できない
「学校で忘れ物をしたら子どもが恥ずかしい思いをするかも」という心配のあまり、学校の準備をつきっきりでやっていませんか?そのままでは、お子さんが自分で持ち物を管理する力は身につきません。
大切なのは、お子さんが自分で準備をして、「自分でやれた」という自信を持つことです。小学校での生活にある程度慣れてきたら、学校の準備はお子さんに任せましょう。ときには忘れ物をすることもあるかもしれません。しかし、失敗を経験することで「次はしっかり準備しよう」という意識が生まれ、保護者様を頼ることなく「自分のことは自分でする」という自立心が育ちます。
先生の指示や説明をしっかり聞けない
自立心が育っていないと、学校で先生の指示や説明を聞き逃してしまうことが多くなります。話を聞いていないことで、次に何をしたらいいのかがわからなくなり、周りの友達に迷惑をかけたり、先生から注意を受けたりすることも多くなるかもしれません。
人の話をしっかり聞くことは、社会生活をスムーズにするために必要なスキルです。家庭でも、大事なことはお子さんの目を見て話すなどの工夫をすることで、「聞く力」を育てることができます。
宿題や課題に計画的に取り組めない
自立心が育っていないと、宿題や課題を計画的に進めるのも苦手になってしまいます。夏休みの終わりごろになって、宿題がまったくできていないと大慌てしてしまう子どもたちも多いのではないでしょうか。
まずは、お子さんと一緒に計画を立てる時間を持つことをおすすめします。自分でスケジュールを決める経験を積むことで、計画的に取り組む力が少しずつ養われ、将来にも役立つ自己管理力が育まれます。
子どもに自立させる方法|親が子どもにできること
お子さんの自立を促すには、保護者様がお子さんの成長を見守り、適切なサポートをすることが大切です。小さなステップを重ねながら、親子で一緒に成長していきましょう。
親が子離れをする
子どもたちが自立するために一番重要なのは、保護者様が子離れを意識することです。お子さんのことを思うあまり、つい「やってあげなければ」「助けてあげなければ」という気持ちが先走ってしまいがちですよね。
しかし、子どもたちが自分で考えて行動できるようになるには、保護者様があえて「見守る姿勢」を取る必要があります。たとえば、学校の宿題をいつまでたってもやらないときに、「早くやりなさい」と言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、自分でやり始めるまで見守る。とても根気のいることですが、こうした「見守る姿勢」が、子どもたちの自立心を育むためには重要です。
すぐに手を貸そうとしない
お子さんが困っていると、つい手を貸したくなってしまいますよね。しかし、子どもたちの自立心を育むためには、すぐには手を貸さないことが大切です。たとえば、学校で使うノートやプリントの整理がうまくできないとき、「どうすればいいか考えてごらん」と自分で考えるように促したり、「こういう方法もあるみたいだよ」と解決方法の提案をしたりすることによって、困りごとを自分で解決する力が育まれます。
保護者様が手伝った方が早い、という場面も多くあるでしょう。しかし、そこで手を貸さずに子どもたちが「自分でやってみる」という体験を重ねることが、自立心を育てるためには重要です。
自立させるポイントを考える
自立心を育てるためには、お子さんの年齢や性格に合わせたサポートをすることが大切です。小学校の低学年であれば「食べ終わった食器を片づける」「週末の予定を自分で立てる」など、日々の生活のなかでできることを、ひとつずつ増やしていきましょう。
達成しやすい小さな目標に分けてあげることも効果的です。「自分でやれた!」という経験を積み重ねることで、子どもたちの自立心が育まれます。親子で「次はどんなことができるようになりたい?」と話し合いながら、少しずつチャレンジするのもいいですね。
小さな自立でも褒める
お子さんが自分でできたときは、どんなに小さなことでもしっかりほめてあげることが大切です。たとえば、「自分でおもちゃの片付けができた」「晩ご飯の準備をお手伝いできた」といった小さなことでも、「自分でできたね!すごい!」と声をかけてあげることで、子どもたちは達成感を味わえます。
こうした小さな成功体験の積み重ねが、将来の大きな自立につながります。お子さんの成長を一緒に喜ぶ機会が増えることで、親子関係にも良い影響を与えることでしょう。
楽しく自立できる方法を考える
楽しい工夫を加えることで、子どもたちが自分から自立のための習慣作りに取り組めるようになります。たとえば、「お手伝いカード」を用意して、できたらシールを貼るシステムにすると、お手伝いも遊び感覚で楽しめます。また、タイマーで制限時間を設定してお片づけをすると、ゲーム感覚で楽しめます。
自立心は厳しい訓練によって身につくものではありません。保護者様は、日々の生活の中で、楽しみながら自然と自立心を育てていこうという姿勢を大切にしたいですね。
自立させるうえで親がやってはいけないこと
自立を促すために保護者様ができることはたくさんありますが、逆にやってはいけないこともあります。お子さんの自立心を育てるうえで、次のようなことに注意しましょう。
急に突き放す
自立心を育てようとして、急にサポートをやめてしまうと、逆効果になることがあります。たとえば、今まで手伝ってくれていた宿題や身支度を、突然「一人でやりなさい」と言われた場合、子どもたちは戸惑ってしまいます。どうしたらいいのかわからず、自分でやる意欲をなくしてしまうかもしれません。
自立するペースは子どもたち一人ひとりで違います。その子に合ったペースで一歩ずつ自立心を育んでいくことが大切です。保護者様はお子さんのペースに合わせて、一つずつできることを増やし、サポートを減らしていきましょう。いつでも見守ってもらえているという安心感が、子どもたちの自立心を育みます。
頑張っているときにプレッシャーを与える
お子さんが何かに一生懸命取り組んでいるとき、「もっとがんばれ!」「次こそできるよ!」と応援したくなりますよね。しかし、その応援が、お子さんにとってはプレッシャーとなっているかもしれません。
たとえば、テスト勉強をしている子に「きっと100点がとれるよ」と言ってしまうと、子どもたちは「100点をとらなければダメなんだ」と思ってしまうことも。すると、90点だった場合には達成感を感じられず、次のテストに向けてのやる気を失ってしまうのです。
結果や点数ではなく、「今がんばっている姿」を認めてあげることが大切です。努力している過程をほめられることで、自分からがんばろうとする主体性が育ちます。
失敗したときに叱る
子どもが失敗したとき、つい強く叱ってしまった経験をお持ちの保護者様も多いのではないでしょうか。しかし叱られることで、子どもたちは「また失敗したらどうしよう」と不安になり、チャレンジする意欲を失ってしまいます。
子どもたちが自立していく過程で失敗はつきものです。むしろ、失敗は「次はどうしたら失敗しないかな」と自分で考える力を育むチャンスともいえます。失敗から学ぶ姿勢を育てるために、失敗を責めないようにしたいですね。
間違ったことをしたときに叱る
子どもたちはたくさんの間違いをしながら成長していきます。間違いを叱られてばかりいると、子どもたちは自信を失い、自分で考えられなくなってしまいます。
たとえば忘れ物をしたときに、叱るだけでは忘れ物はなくなりません。「どうしたら次は忘れないようにできるか」を一緒に考える時間を作ってあげることで、子どもたちは自分で解決策を見つける力を養います。
保護者様が、間違いを学びの一環として受け止めることが大切です。間違いは自立と成長に繋がる大切なステップ。間違ったり失敗したりしても大丈夫なんだ、と子どもたちが安心できる環境を整えてあげることが保護者様の大切な役割です。
親の考えを押しつける
自立心を育てるためには、子どもたちが自分で考えることが大切です。しかし、「こうしなさい」「こうすべきだ」と、保護者様の考えを押しつけてばかりいると、子どもたちは自分で考える機会を失ってしまいます。
たとえば、習い事を選ぶときに「スイミングをやりなさい」「ピアノをやりなさい」と保護者様が決めてしまうのではなく、「どんなことに興味がある?」とお子さんが自分で考える時間を持たせてあげるとよいでしょう。自分の意思を尊重してもらえることで、自己決定力が育まれます。
他の子どもと比較する
子育てをしていると、「お友達はできているよ」「あの子は自分でやっているよ」と、ついほかの子どもたちと比べてしまうことがありますよね。しかしほかの子と比較されると、子どもたちは自信がもてなくなり、やる気を失ってしまいます。
大切なことは、わが子の個性や良いところを見つけ、「あなたはあなたのペースで成長すればいいんだよ」と伝えてあげることです。自分を認めてもらえた子どもたちは、安心して自分らしく自立していけるようになります。
自立心が芽生えるきっかけに!気軽に試せる方法
毎日の生活の中で、無理なく自立心を育てる方法をいくつか紹介します。親子で楽しみながら、少しずつ生活に取り入れてみてください。
お手伝いの習慣をつくる
お手伝いを習慣づけることは、自立心を育むための最高のきっかけになります。料理や掃除の手伝い、洗濯物たたみなど、子どもたちができそうな簡単なことから始めてみましょう。
お子さんがお手伝いをしてくれたときには、どんなに小さなことでも「ありがとう、助かったよ」とほめてあげることが大切です。子どもたちは自分が家族の役に立てたことを喜び、またお手伝いをしたいという気持ちになります。自分が担当したお手伝いが家族のためになっていると実感することで、自信がつき、自分から進んで行動する姿勢が身についていきます。
習い事をはじめる
習い事も子どもたちの自立心を育てるために効果的です。たとえば、サッカーやピアノ、プログラミング教室など、お子さんがやりたいと思う習い事をはじめることで、目標に向かって努力する楽しさや達成感を味わうことができるでしょう。
習い事をはじめると、保護者以外の大人や、年齢の異なる仲間と関わる機会も増えます。そうした新たな環境の中で過ごすことによって、他人との関わり方や礼儀作法なども自然と身につきます。
キャンプや登山など自然を体験する
キャンプや登山などのアウトドア活動には、自立心を育むチャンスがたくさんあります。キャンプでは、自分でテントを設営したり、火をおこして料理を作ったりする体験を通して、「自分でできた」という充実感を得ることができます。自然の中で過ごすことで、困難に直面したときの対処方法や、自然を大切にする気持ちも身につきます。
家族みんなでアウトドア活動を楽しみ、自然の中でさまざまな挑戦をすることで、お子さんの成長を大いに実感できることでしょう。
自立心を育むおすすめの習い事
習い事は、子どもたちの自立心を育むのにおすすめです。たくさんの習い事の中から、お子さんの興味関心に合ったものを見つけて、親子で楽しみながら自立心を育みましょう。
プログラミング
プログラミングは、自分で考えて問題を解決していく力が身につく習い事です。プログラムを完成させて動かすことで達成感を感じられ、さらに次の目標にチャレンジしようという意欲も高まります。
また、自分の頭の中で考えたことがプログラミングによって形になる喜びを通じて、主体的に行動する姿勢も育まれます。プログラミングのスキルは、今後の社会においてもますます重要になるため、子どものころに楽しみながら身につけておくと、将来の可能性も広がるでしょう。
ロボット教室
ロボット教室は、ロボットを組み立てて動かすプロセスを通じて、ものづくりの楽しさを実感できる習い事です。ロボットの動きをプログラムしながら「どうすれば思った通りに動くか」を試行錯誤することで、粘り強さや創造力も育ちます。
また、仲間と協力して作業することで、協調性やコミュニケーション能力も養われます。自分で工夫しながらロボットを完成させる喜びを味わい、達成感を感じることで自立心を育てることができるでしょう。
体操
体操は、基礎体力や集中力を養うことができる習い事です。逆上がりや側転などの技を習得するには、何度も練習を繰り返す必要があり、あきらめずにやり遂げる姿勢が育ちます。自分の体をコントロールするための努力を重ねることで、達成感とともに自信をつけることもできるでしょう。
技を習得していくことで、成長できたという実感が得られやすいため、やり遂げる力とともに、自分から取り組もうとする自立心も育まれます。
ピアノ
ピアノは、リズム感と集中力を養える習い事です。一つの曲を最後まで弾けるようになるためにくり返し練習を重ねることで、努力する姿勢も身につきます。
また、毎日の練習の積み重ねが上達に直結するため、「コツコツ続ければ結果が出る」という成功体験を重ねることができます。曲を完成させる喜びや、自分で工夫して弾く楽しさを味わうことで、自然と自立した行動力が育まれていくでしょう。
プログラミングが自立心を育む|おすすめされる理由
プログラミングを学ぶことで、考える力やあきらめずに挑戦する力が身につきます。自立心を育むためにプログラミングがおすすめな理由を紹介します。
論理的思考力や問題解決能力など考える力が身につく
プログラミングでは、決められた手順に沿ってコードを書く必要があるため、自然と論理的思考が鍛えられます。たとえば、ロボットを動かすプログラムを作成するとき、「このプログラムを入れるとどう動くか?」と考えながら試行錯誤するうちに、物事の順序や因果関係を理解する力がつきます。
また、プログラムが思った通りに動かないときに、自分で原因を突き止めて解決する経験が、問題解決能力の向上につながるのです。こうした「考える力」や課題に向き合う姿勢が、日常生活の中でも自立した行動力へとつながっていきます。
試行錯誤する力がつく
プログラミングでは、何度も挑戦して改善する試行錯誤が欠かせません。エラーが出たり、思った通りに動作しなかったりした場合には、何度も調整を重ねて改善していく必要があります。この過程を通して、粘り強く取り組む姿勢が育まれます。
たとえば、ゲームのキャラクターを動かすプログラムでは、何度も微調整を行い、少しずつ動きを改善させます。こうした粘り強く取り組みながら最後までやり遂げる経験を通じて、子どもたちは自立への大きな一歩が踏み出せるように成長できるのです。
自立に必要な力を養う習い事なら「プロクラ」
今回は、お子さんの自立心を育むために保護者様が気をつけたいことや、自立心を育むためにおすすめの方法などを紹介しました。
子どもたちが楽しく取り組みながら、自然と自立心を育てることができるのがプログラミング学習です。プログラミング学習は、論理的思考や問題解決能力を鍛えながら、自分で考えて自分で行動する力を身につけられます。この力こそが自立への第一歩となるのです。
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