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想像力を鍛えるゲーム|子どもの力は無限大!おすすめのアプリやボードゲーム

遊びでも鍛えることができる!非認知能力の大切さ

「自分で考えて動ける子になってほしい」「友達を思いやれる子になってほしい」。お子さんに、学力だけではなく社会で適応する力も身につけてほしいと考える保護者様は少なくありません。とはいえ、どのように鍛えたら良いのでしょうか。

学力では測れない内面的なスキルを「非認知能力」といいます。このスキルがあると、周囲の人と良好な関係を築けるだけでなく、困難に直面しても前向きに解決策を見つけられます。つまり、社会で適応するために不可欠な「生きる力」なのです。

実は、非認知能力を身につけるには「遊び」が最適な方法です。今回は、楽しみながら自然と非認知能力を伸ばせるおすすめのアプリやボードゲームをご紹介します。ぜひ日々の遊びの中に取り入れてみてくださいね。

非認知能力とは|いくつか例をご紹介

非認知能力とは、テストの点数や成績などでは測れない内面的なスキルを指します。とくにお子さんにとっては、将来の成長や社会での適応に欠かせない重要なスキルです。ここでは、非認知能力の具体例について解説していきます。

課題解決力

課題解決力とは、目標に向けて課題を見つけて解決していく力のことです。このスキルは、勉強だけでなくさまざまな場面で役立ちます。

たとえば、目標に「水泳のタイムを〇秒にする」を挙げたとします。課題解決力があれば「バタ足を早くしよう」「息継ぎを練習しよう」と、自分なりに分析して実行できるのです。保護者様が促さずとも、お子さんが進んで行動できるようになると、自立性も身につきますよね。課題解決力は、目標達成に向けて行動するための大切なスキルです。

共感力

共感力とは、相手の気持ちを察して寄り添う力のことです。共感力のあるお子さんは、相手の表情や様子から気持ちを想像し、思いやりのある行動に移すことができます。

たとえば、友達が泣いているとき「どうしたの?」と聞くだけではなく「痛かったね」「悲しかったね」と気持ちに寄り添って声をかけられるでしょう。共感力は、人と人とのつながりを支える基礎であり、豊かな人間関係を築くために欠かせないスキルです。

想像力

想像力とは、実際に見たり聞いたりしていないことを、イメージできるスキルのことです。想像力が豊かなお子さんは、目の前の課題を新しい視点で捉えたり、他にはない解決策を考え出したりします。

また、想像力は周りの人とコミュニケーションを図るうえで欠かせません。「もし自分が相手の立場だったらどう思うだろう」とイメージすることで、場面に応じた言動ができます。想像力は、新しいアイデアを生み出したり、他者との良好な関係を築いたりするうえで大切な能力です。

想像力を鍛えるメリット

ここでは、想像力を鍛えるメリットを5つご紹介します。想像力は、物事の先を見通すことや、円滑なコミュニケーションを図るために重要なスキルです。想像力が自分や周囲にもたらす影響についてもチェックしておきましょう。

予測や判断の能力が身につく

想像力があると、目の前にある出来事の先を想像したり、さまざまなシナリオを頭の中で描いたりできるようになります。そのため「もしこうなったら、どうするべきか?」といった予測がスムーズになり、予期せぬ事態も柔軟に判断できます。

たとえば、お出かけ前に空模様を見て「雨が降るかもしれない」と思えば、傘を用意したり他のプランを提案したりできるでしょう。想像力を育むことで、予測して判断する能力が自然と身につきます。

コミュニケーション能力が向上する

想像力が豊かな人は、相手がどのような感情を抱いているかをイメージできるため、円滑なコミュニケーションが図れます。

たとえば、相手の表情や相槌から「話がうまく伝わっていない」と感じた場合、別の表現を試みることができます。相手の意図やニュアンスを汲み取って会話できるため、自然と信頼関係も築きやすいのです。想像力を鍛えることで、状況に合わせた柔軟なコミュニケーションが可能であるため、良好な人間関係を築けるでしょう。

周囲の人間の心理状態を読み取れる

心理状態を読みとるには、相手の言動や表情から感情を想像する力が必要です。想像力を通じて相手の気持ちを推し量ることで、適切なアプローチや気遣いができるようになります。

たとえば、話しかけようとした相手が小走りで慌てた様子だった場合「今話しかけたら困るだろうから、落ち着いてから話そう」と、行動する前に立ち止まることができます。想像力を鍛えると、周囲の人の心理状態を感じ取りやすくなるため、相手に寄り添った言動につながります。

適応力や柔軟性が向上する

柔軟に対応するためには、固定観念にとらわれずに考える力が必要です。想像力は、物事の別の見方や解決策を見つける力を育てるため、どんな変化にも適応できるようになるでしょう。とくに予測不能な現代社会では、こうした柔軟な思考が求められます。

急な予定変更や新しい環境でも前向きに適応できる人は、日々の変化に柔軟に対応でき、ストレスも少なくなります。適応力や柔軟性は想像力を鍛えることで強化され、人生のさまざまな場面で役立つ重要なスキルです。

将来に生かせる機会が多い

想像力を持つことで、他の人には思いつかないような新しい発想を生み出せるため、自分の強みとして社会で活躍できる機会が増えます。

斬新な発想があれば、将来仕事で新しい企画を立てるときなどに重宝されますよね。また、趣味でもユニークな発想を生かして、他の人を楽しませたり作品を創り出したりと、豊かな人生を築けるでしょう。想像力を鍛えることは、将来のキャリアや自己実現において多くのチャンスを生むきっかけとなります。

想像力を鍛える!発想力も必要なアプリやボードゲーム

子どもにとって遊びは、想像力を楽しく育む最高の機会です。ここでは、想像力を鍛えるアプリやボードゲームを紹介します。以下の3つはルールがわかりやすいので、ボードゲームやアプリに慣れていないお子さんも、ぜひ取り組んでみてくださいね。

ピクテル

「ピクテル」は、透明なカードに書かれた絵柄を組み合わせて、お題を表現するボードゲームです。プレイヤーは出題者、作成者、回答者に分かれ、出題者が決めたお題を作成者がカードで表現し、回答者が推理して回答します。

作成者はカードを工夫して組み合わせる過程で発想力が育まれますし、回答者もお題を予測する力を身につけられます。点数を競うゲームですが、親子で当てっこして遊ぶだけでも楽しめますよ。ピクテルは、楽しみながら自然と想像力を鍛えることができます。

街コロ

「街コロ」は、サイコロを振って得られたお金で自分の街を大きくしていくボードゲームです。日本で作られたゲームですが、ボードゲーム大国であるドイツなどでも販売されています。

街をつくる過程で「どの順番で施設を建てるか」「どうすればお金を稼ぎやすいか」などを戦略的に考える力がつきます。サイコロを振るだけなのでお子さんも簡単にできますし、街を大きくしていくワクワク感も味わえますよ。街コロは、戦略的に街を大きくしていくことで想像力を鍛えることができます。

メカクリエイター

「メカクリエイター」は、オリジナルのロボットや乗り物などが作れる知育アプリです。豊富なパーツを自由に組み合わせて、自分だけのメカを作ることができます。自分のイメージに合ったパーツを選んだり、自由に組み合わせを考えたりする過程で、想像力や発想力が育まれます。

お気に入りのメカができたら、アプリ内で空や宇宙空間を飛行させてみましょう。ビームを打って楽しむこともできますよ。メカクリエイターは、自分でカスタマイズしたメカを作ることで想像力を養うことができます。

想像力を鍛える習い事なら、プロクラ!

今回は、想像力を鍛えるアプリやボードゲームについてご紹介しました。想像力は、楽しい体験を通して自然と身につくものです。

想像力を鍛える習い事として注目されているのが、プログラミングです。プログラミングでは、作りたいものを想像しながら、実際に動かす楽しみを感じることができます。学んだ知識を生かしてイメージしたものを形にすることは、お子さんもワクワクしますよね。

「プロクラ」は子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「子どもの想像力を伸ばしていきたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験や資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

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