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個人懇談とは|小学校での担任との面談…聞いておきたい質問事項

小学校の個人懇談!何を話せばいいかわからない…

個人懇談とは、学校・保育園・企業などにおいて、担当者や教師と一対一で話し合う機会・場を指します。子ども教育における個人懇談では、学習の状態や授業態度だけではなく、友達との関係性や登下校の様子なども共有してもらえます。

個人懇談を上手に活用するためには、個人懇談の目的を理解しておくことが大切です。受け身になって先生の話を聞くだけではなく、効果的に質問することで、お子さんの状態をさらに詳しく把握できるでしょう。

今回は、個人懇談の目的や、個人懇談前に準備しておきたい質問事項などをご紹介します。個人懇談は教師とお子さんの様子を共有したり、第三者にお子さんについて相談したりするための絶好の機会です。個人懇談の本質的な目的を理解したうえで、有効的に活用していきましょう。

個人懇談の目的とは

個人懇談のおもな目的は、学校や家庭におけるお子さんの状態を共有することです。保護者様と教師ならではの立場・観点から、お子さんに関連する情報を交換します。また情報交換や共有を通じて、家庭と学校との信頼関係を構築することも目的の一つです。

個人懇談では、学習態度・学力・勉強への理解度・交友関係・食事や休み時間の様子・登下校の状態・クラス委員への取り組み・クラブ活動など、お子さんの様子を幅広く共有してもらえます。個人懇談を通してお子さんへの理解度が深まることで、より適切にサポートできるでしょう。

また個人懇談は、お子さんの成長について相談するための機会でもあります。子ども教育のプロフェッショナルである教師に悩み事をシェアすることで、保護者様としての視野が広がり、お子さんへのより良い教育やコミュニケーションにつながっていくのです。

担任との面談で使える!聞いておきたい質問事項

ここでは、個人懇談前に準備しておきたい質問事項をご紹介します。個人懇談では、保護者様から質問することでよりニーズに合った回答が得られます。あらかじめ気になる点をまとめておき、限られた時間のなかで納得感のあるやり取りを進めていきましょう。

授業態度

個人懇談で準備しておきたい質問事項の一つに、授業態度が挙げられます。とくに家庭での学習態度に不安が残っている場合は、ぜひ聞いておきましょう。もし学校で問題なく授業を受けられている場合は、家庭ならではの原因があるかもしれません。

反対に学校でも集中できていない場合は、集中力や忍耐力、学習への取り組み方自体に問題が生じている可能性があります。個人懇談を通して相談することで、お子さんの学習環境を改善するきっかけになるでしょう。

学校での生活の様子

学校での生活の様子も、個人懇談で聞いておきたいポイントです。家庭と学校は、お子さんにとって異なる社会です。学校では周囲から求められる役割も異なるため、家庭とは大きく違う振る舞い方かもしれません。

生活面での様子を聞くことで、お子さんの新しい一面を知ることができると同時に、お子さんのストレス状態を考えるきっかけにもなります。またクラス内での孤立やいじめなどを早期発見するためにも役立ちます。

学習状況や成績

保護者様がお子さんの学習状態を知る術は、基本的にテストや成績表しかありません。普段からの学習状態や成績などを共有してもらえることで、現在の学習進捗をより詳細に把握できます。また実際の点数だけではなく、学習に取り組む際のプロセスなども教えてもらいましょう。

たとえば「休み時間や放課後に一人で黙々と学習している」という子と、「友達同士で賑やかに取り組んでいる」という子では、適したサポート方法が異なります。学習態度が結果に反映されているかどうかについても、教師を通した評価を伺いましょう。

交友関係

個人懇談でとくに聞いておきたいポイントが、交友関係です。お子さんがどの友達と仲良くしているかを知ることで、相談にも乗りやすくなります。また保護者様同士のコミュニケーションも円滑になり、結果的にお子さんの健やかな育成につながるでしょう。

ときには「〇月頃までは△△君と仲良くしていたけれど、今は□□君と遊んでいる時間が多い」といった情報を得られることも。一見小さな変化でも、お子さんにとっては大きな問題が隠れている可能性があります。個人懇談による情報を軸に置きつつ、お子さんが発するサインを見逃さないように努めましょう。

個人懇談の機会に…親から担任に伝えること

ここでは、個人懇談で保護者様から担任に伝えたい内容をご紹介します。とりとめもない話ばかりで肝心な要点が教師に伝わらないと、せっかくの個人懇談の機会をうまく活用できません。事前に話すべきポイントを整理し、簡潔に伝えられるように努めましょう。

家庭での教育方針

個人懇談では、家庭での教育方針を伝えることをおすすめします。なぜなら学校と家庭での教育方針が異なる場合、配慮できる範囲で対応してもらえる可能性があるからです。

保護者様と教師に言われる内容に違いがあると、お子さんはどちらの言うことを聞けばいいのかわからず、混乱してしまいます。具体的なエピソードも交えつつ、お子さんのビジョンを共有していきましょう。

家庭環境

個人懇談では、家庭環境について情報を提供することで、お子さんに合った環境を構築してもらえる可能性があります。家での学習の様子や健康状態、趣味、特技、習い事などを伝え、気になる点を相談しましょう。

個人懇談の目的は、学校と家庭が協力状態を築いたうえで、お子さんの健やかな成長のサポートにつなげることです。家庭環境に関連する情報を提供されることで、学校側はお子さんへの理解を深められ、より適切なサポートを促せるでしょう。

子どもから聞いた学校生活での不安

もしお子さんから聞いた学校生活での不安がある場合は、ぜひ個人懇談で伝えてください。友達との関係や通学時の不安、教科への苦手意識など、どのような内容でも構いません。

不安点の共有は適切なサポートにつながるだけではなく、複数の声が集まることで環境自体の変化が期待できます。不安点や違和感が小さな段階から相談すれば、大きな問題に発展する前に対策を打てるようになるでしょう。

学校での様子を聞くことによるメリット

ここでは、個人懇談によって学校での様子を聞くメリットをご紹介します。個人懇談では、保護者様も知らないお子さんの姿が垣間見えます。個人懇談を通してお子さんへの理解度を深め、今後の教育に生かしていきましょう。

今後の教育方針の方向性を定められる

お子さんの学校での様子を聞くことで、今後の教育方針の方向性を定められます。学校での様子を通してお子さんの強みや課題を知ることで、より効果的に学力や自己肯定感を育む取り組みの着想につながるでしょう。

子どもの得意を生かした習い事や学習ができる

お子さんの得意を生かした習い事や学習が提案できることも、学校での様子を聞くメリットです。たとえば特定の教科への興味が高い子は、習い事によってさらに才能を引き出せる可能性があるでしょう。個人懇談は、お子さんの潜在的な能力を発見するための貴重な機会でもあるのです。

子どもが楽しく取り組める習い事なら「プロクラ」

今回は、個人懇談の意味や目的、個人懇談で準備しておきたい質問事項などをご紹介しました。個人懇談の目的の一つが、お子さんの学習状態の共有です。学力面に不安がある旨を伝えられると、早い段階で何とかフォローしてあげたいと感じますよね。

お子さんの学習効果に良い影響を与えられる習い事として注目されているのが、プログラミングです。プログラミングでは、論理的思考力や読解力、問題解決能力など、お子さんの学習に幅広くアプローチしてくれる能力を育てられます。

「プロクラ」は、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「子どもが楽しく勉強に取り組めるような環境を整えたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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