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中学準備はいつから始めるの?入学までにやっておくことや必要なものとは

子どもが中学生に!いつから準備を始めればいいの?

お子さんの中学校入学前は、何かと慌ただしい日々が続きますよね。お子さんが中学校で楽しくスタートを切るためには、保護者様による理解やスケジュール管理、メンタルケアなどが必要です。

今回は、中学準備に必要なことや中学に入っても続けたい習い事などをご紹介します。中学校入学前にやるべきことを把握し、お子さんが自信をもって入学式を迎えられるようにサポートしていきましょう。

中学準備を始めるベストなタイミングとは

中学準備を始めるのに適したタイミングは、入学前年度の秋頃といわれています。つまり2026年に入学を控えているお子さんは、2025年の夏休みの終わり頃から準備を進めるのがベストです。

たとえば中学準備の一つとして、小学校での学習の総復習が挙げられます。6年間で覚えた学習内容を確認するためには、1週間程度ではとても足りませんよね。可能であれば6年生の夏休み中に必要な中学準備をリストアップして、現実的なスケジューリングをおこなっていきましょう。

冬におこなわれる学校説明会を一つの目安として、「説明会以前にできること」「説明会の内容を踏まえて計画すること」に分けて考えると、状況に合った中学準備を進めやすくなります。

ただし中学準備では、学区や引っ越しなどの要素によって手続き内容・時期が異なります。お住まいの地域や学校の最新情報をリサーチし、確認漏れがないように心がけてくださいね。

【保護者向け】中学校入学前にやっておくこと

ここでは小学生のお子さんを持つ保護者様のために、中学校入学前にやっておくべきことをご紹介します。中学準備では、入学当日から逆算したスケジュールを組む必要があります。学校から通知されている情報を活用しながら、重要なイベントの見逃しがないように心がけていきましょう。

入学手続きをする

中学準備で欠かせないことの一つが、入学手続きです。入学手続きとは、合格発表後におこなう必要な書類の提出、学費の振込みなどの一連の作業を指します。入学手続きの際に必要な学費は学校によって異なりますが、一般的には初年度授業料と入学金を支払う傾向にあります。

ただし昨今では、「入学金の支払い(決済)」をもって入学手続きが完了する学校が増加しました。また支払いはオンライン上で完結でき、子どもたちの登校時に書類が配布されるケースが多くなっています。

入学説明会に参加する

お子さんの中学入学を安心して迎えるためには、入学説明会に参加しましょう。入学説明会は入学予定先の学校にて、12月頃に開催されます。保護者様だけではなく子どもたちも参加し、校長先生の挨拶や学校の紹介などがおこなわれます。

入学説明会自体は1時間程度で終了しますが内容は充実しており、学校が掲げるミッションや教育の方向性を知るためには欠かせないイベントです。学校紹介では、教育目標や授業時間数、部活動、年間行事などの説明が中心です。また学校の施設や設備についても確認できるため、入学後の生活のイメージも広げられるでしょう。

必要なものを購入する

中学入学までに、必要なものを残さず購入しましょう。必要なものは学校によって細かく異なりますが、以下に一般的に購入する必要があるものを記載します。

  • 制服一式(夏用・冬用)
  • 体操服一式(夏用・冬用)
  • ベルト・ブラウス・シャツ
  • 肌着・靴下
  • 上履き・外履き・体育館用シューズ
  • 通学バッグ・サブバッグ
  • 学習に必要な筆記用具・勉強用具 など

学校によっては、一部の品は学校指定でなくても良い場合があるため、入学説明会で渡される資料を確認してくださいね。まずは時間がかかりやすい制服一式をオーダーしつつ、待機期間中に小物を揃えていくのがおすすめです。

【子ども向け】中学校入学前にやっておくこと

ここでは、子どもたちがやるべき中学準備についてご紹介します。小学校と比べると、中学生活では自主性や自己管理力が求められます。新生活のためにライフスタイルを見直し、心身ともに健康な状態で中学入学を迎えられるように備えておきましょう。

小学校の授業の復習や中学校の予習をする

中学で良いスタートを切るためには、小学校の授業内容の復習や中学校の予習をする必要があります。中学の授業は、小学校で習った授業内容をすべて理解していることを前提として進んでいきます。基礎学力に不安が残ったままでは、入学直後から学習に遅れを取ってしまうでしょう。

学習を先取りしておくことで、新生活で慌ただしいなかでも余裕を持って勉強を進められます。とくに入学したばかりの頃は、新しい友達や部活などの環境によって気持ちが舞い上がりやすい時期。中学入学前に学習に自信をつけておけば、精神的にも安定した状態で授業を受けられるでしょう。

生活習慣を見直す

心身ともに健康な状態で学習を進めるためには、規則正しい生活リズムが求められます。中学入学前には生活習慣を見直し、学校生活に専念できる環境を整えていきましょう。とくに中学入学前の春休みシーズンは、何かと生活が乱れがちなタイミングです。

つい普段より長くゲームをしたり、夜寝る時間が遅くなったりといったことに悩まされている保護者様も多いのではないでしょうか。不規則な生活が続くことによって苦労するのは、ほかでもないお子さん自身です。家庭でもサポートをおこないながら、適切な生活習慣を身につけていきましょう。

新しい環境に向けた心の準備をする

お子さんの性格によっては、中学入学を目前にしてプレッシャーを感じている場合もあります。新しい環境に向けた心の準備も、中学入学前に心がけたいポイントです。とくにお子さんが人見知りやシャイな性格であれば、保護者様から温かい声かけをしましょう。

また中学校では、自分がやるべきこと・やりたいことを考えて実行する力が求められます。受動的な姿勢のままでは、納得感の薄い中学生活になってしまう場合もあるでしょう。お子さんの積極性や個性を引き出すために、自主性に委ねたコミュニケーションを心がけることも大切です。

入学前に子どもと話し合っておきたいこと

ここでは、入学前にお子さんと話し合っておきたいポイントをご紹介します。中学生は、子どもから大人に変わっていく過程の時期。子どもたちの生活や価値観にも、大きな変化が訪れます。中学入学前に家族の気持ちをシェアし合うことで、より充実感と安心感のある新生活を送れるでしょう。

勉強

中学入学前には、家庭での勉強時間や学習環境について話し合うことをおすすめします。とくに日常的な学習習慣を持つためには、お子さんに合った学習空間の構築が必須といえます。

お子さんが集中しやすい環境の条件をリサーチし、なるべく理想に合った空間づくりをおこないましょう。

習い事

習い事を始める際も、お子さん自身の意欲が重要です。どれほど評判が良い習い事教室でも、保護者様に決められてしまうと「親に通わされている」という意識が拭えません。

部活の頻度や送り迎えの負担も考慮しつつ、まずはお子さんがやっている習い事を続けたいか、新しくやってみたい習い事はあるかなどを聞いてみましょう。

スマホ

中学生のスマホ依存が問題になりやすい昨今。ただ実際のところ、スマホの使用に厳しい制限を与えてしまうと、お子さんが学校で疎外感を抱いてしまう場合もあります。

「スマホ使用はリビング限定」「SNSに個人情報を書かない」など、家庭でのルール設定が求められます。現代の中学生同士におけるオンラインコミュニケーションの重要性を理解しつつ、お子さんの安全を守るためのルールを考えていきましょう。

中学生になっても継続できるおすすめの習い事

ここでは、中学生になっても継続しやすい習い事をご紹介します。小学生の頃から継続するのはもちろん、中学生から新しく始める習い事としてもおすすめです。お子さんの希望を尊重しつつ、将来役立つスキルを得られる習い事を選んでいきましょう。

英会話教室

中学でもぜひ継続したい習い事の一つが、英会話教室です。もちろん中学校でも英語の授業は受けられますが、学校の授業だけでは実践力に富んだ英語力の獲得は難しいもの。とくにネイティブ話者との会話の機会は限定されており、習い事でのフォローが求められます。

英会話教室では、学校で学ぶリーディング・ライティングだけではなく、リスニングやスピーキングを学べるのが魅力です。グローバル化が広がる現代社会において、一定以上の成果を出すために英語力は欠かせない要素といえるでしょう。

学習塾

小学校では勉強が得意だった子が、中学校の授業でつまずいてしまうことは珍しくありません。学習でつまずいたときに必要なことは、日常的な学習習慣です。学習塾は継続的な学びをサポートするために役立ちます。

学校でわからない部分をカバーするも良し、定期テストに向けた補習をするのも良し。とくに個別指導の学習塾では、お子さんの理解度や目標に応じたオーダーメイドの授業を受けられます。何より「学校以外でも勉強について質問できる環境」は、お子さんにとっての大きな安心材料になるでしょう。

習字教室

小学校から習字教室に通っている場合、中学校でも継続することをおすすめします。習字教室で学べる要素は、字の美しさだけではありません。習字を通して養われる集中力・忍耐力・美意識・表現力は、勉強だけでは得られない非認知能力です。

また勉強や人間関係などでトラブルが生じたときには、一旦日常から離れて心を落ち着ける機会も大切ですよね。習字をはじめとする集中力が必要な習い事は、雑念を捨てて精神統一するために打ってつけです。

ピアノ教室

ピアノ教室をはじめとする音楽教室も、中学入学後に続けたい習い事です。ピアノ教室では演奏力だけではなく、表現力や美的感覚を養えます。とくに情報化によってトレンドやニーズが変わり続ける現代において、美的感覚は重要度の高い能力です。

「今相手が何を求めているのか」「世の中の人々は何を美しいと感じるのか」を察知できるスキルは、子どもたちの将来を豊かにするために役立ちます。音楽を通じて、創造力や想像力もどんどん広げていきましょう。

プログラミング教室

中学生になっても続けたい習い事としては、プログラミング教室も挙げられます。プログラミング教室の大きなメリットは、学習に良い影響を与える能力を高められること。たとえば論理的思考力・想像力・問題発見能力・問題解決能力などが代表的です。

またスクールを通して得られる専門的なITスキルは、子どもたちの職業選択や表現の幅を広げてくれます。プログラマ―やシステムエンジニアなど、IT関連職のニーズは上昇傾向にあります。子ども時代から専門スキルを養うことで、自分らしい未来を選べる可能性が高まるでしょう。

中学生が習い事をするメリット

ここでは、中学生が習い事をするメリットをご紹介します。中学校生活は、友達付き合い・勉強・部活・委員会活動・行事など、ただでさえ多忙な時期ですよね。

保護者様のなかには「習い事をしなくても、学校と塾だけで十分では?」と思う方もいるのではないでしょうか。習い事ならではのメリットを把握し、お子さんが自分らしい中学校生活を送れるようにサポートしましょう。

学業以外のスキルが身につく

中学生が習い事をするメリットとして、学業以外のスキルが身につくことが挙げられます。例としては、想像力や創造力、表現力、集中力、忍耐力などが代表的です。

優れた学力を持っていても、能力を発揮すべきタイミングを適格に判断できなければ、社会で十分に活躍できません。「テストの点数がいいだけの人」にならないためには、習い事や家庭学習による非認知能力の向上が求められるのです。

自己表現が上手になる

習い事によって自己表現力が向上する理由は、2つあります。1つは、他校の生徒たちや先生たちとのコミュニケーションによるものです。さまざまな価値観を持つ人たちとの交流により、学校の友達との交流だけでは身につかない表現力・語彙力などが得られます。

もう1つは、習い事自体の特性によって表現力が高まることです。たとえば音楽・絵画・華道などのクリエイティブな感性が必要な習い事では、芸術的感性とともに表現力も鍛えられていきます。自分以外の人の表現から学べるのもメリットです。

リフレッシュ効果がある

中学生は、小学生時代と比べて行動範囲が広がります。しかしアルバイトができないこともあり、自力で動ける範囲は狭いもの。学校や家庭で課題に直面したときに、ストレスを発散できる場がなくて悩んでしまう子もいるでしょう。

習い事は、精神的なリフレッシュの場としても役立ちます。所属するコミュニティが学校以外にも存在していることで、「心の居場所」を確保できるのです。

社会性が身につく

社会性が身につくことも、習い事に通うメリットです。習い事によっては、同い年の子どもたちに限らず、年齢や国籍、出自なども異なる相手と交流します。その結果、幅広い価値観が身につき、社会におけるマナーやコミュニケーションの方法なども学べます。

たとえば「自分から挨拶する」や「チームが円滑に動くために先回りして行動する」なども、社会性を身につけるとできること。習い事によって養われた社会性は、子どもたちが無理なく社会で生き抜くために役立ちます。

小・中学生におすすめの習い事なら「プロクラ」

今回は、中学準備の基礎知識や、中学校で継続したい習い事についてご紹介しました。多くの習い事のなかでも、学校の学習効果を高めるために取り入れたいのが「プログラミング」です。

中学校では2012年時点でプログラミングの授業(技術・家庭科のカリキュラム内)が必修化されていましたが、2021年からはさらに具体的な内容のプログラミング教育が実施されています。習い事や家庭学習によってプログラミング学習をフォローすることで、より理解度が高い状態で授業に取り組めるでしょう。

「プロクラ」は、子どもたちに人気の「マインクラフト」を教材に用いたプログラミングスクールです。初めてプログラミングに触れる子でも、親しみやすい授業内容となっています。

「中学準備に向けて、新しい習い事を始めたい」と考えている保護者様は、ぜひ無料体験教室や資料請求からスタートしてみてくださいね。

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