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ゲームをするメリットとは?ゲームのいいところや上手に付き合う方法を解説

ゲームにはメリットもたくさんあるって本当?

子どもたちがゲームばかりしていると、ゲーム依存や運動不足などのデメリットが心配になりますよね。しかし、ゲームをするメリットも多くあります。

たとえば、子どもたちに歴史に興味をもってほしくて本を与えたとしても、なかなか開いてはくれません。しかし、歴史が舞台になっているゲームで遊ぶ場合は、まず開いてくれる可能性が高いでしょう。ゲームが進むにつれて登場する人物に興味を持ち、自分から歴史を勉強しようとしてくれるかもしれません。

ゲームは上手に付き合うことで興味の入口にもなり、ほかにもさまざまなスキルの向上につながります。ここでは、ゲームをするメリットと、上手な付き合い方を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

子どもがゲームをするメリット

さまざまなスキルを磨くことにつながっていたり、学習をサポートしてくれたり、ゲームが子どもたちに与える好影響は数多くあります。ゲームをする具体的なメリットについて、詳しく見ていきましょう。

創造力や発想力が育まれる

ゲームの世界は、現実では味わえないような体験ができることから、日常では思いつかないような発想が生まれ、創造力や発想力が育まれます。たとえば「マインクラフト」のように自由に建築物を作るゲームは、何もないところから作りたいものをイメージし、形にしていく作業を行います。

ゲームを通して自然と創造力や発想力が鍛えられ、完成後にも「もっとすごいものを作りたい」と、どんどんスキルが向上していくでしょう。

判断力や反射神経が鍛えられる

ゲームを攻略するためには、次から次へと発生するタスクを遂行していく必要があります。今必要なことを考え、優先順位をつけながら進めていくことで、判断力が鍛えられるでしょう。

またアクションやパズルのゲームは、敵の攻撃や障害物に素早く反応する必要があるため、反射神経も鍛えられます。ここでの反射神経とは、反射的に行動を起こす力だけではありません。瞬時に状況を把握するために、反射的に情報を収集する力も意味します。

論理的思考力が向上する

ゲームは子どもたちの論理的思考力を向上させ、あわせて問題解決能力も身につけることが可能です。ゲームのなかでは、ゴールに向かって自分のすべき行動を論理的に組み立てていきます。時には負けたり失敗したりすることもありますが、問題点と改善点を考えて再度挑戦するように、実行と検証を自然と繰り返しているのです。

論理的思考力と問題解決能力はゲームだけにとどまらず、普段の生活や将来社会に出てからも役立つスキルとなるでしょう。

ゲームを通じた交流が増える

インターネット環境があれば、遠く離れた人と対戦や協力プレイが可能になり、普段は会えない人ともゲームを通して交流できます。ゲームによっては、海外の人とも交流できるかもしれません。

一方で、知らない間に子どもたちがオンラインで個人情報を流出させてしまったというトラブルの事例もあります。お子さんがオンライン環境を利用する場合は、保護者様が十分に注意する必要があります。

ストレス解消やリラックス効果

ゲームは脳への刺激が強いことと、日常では味わえない楽しさや刺激が得られることから、ストレス解消の効果があります。芸術性の高いゲームの場合、美しい音楽やビジュアルにはリラックス効果もあるでしょう。また自分のペースでゆっくり遊べるゲームは、緊張を和らげてくれます。

ゲームをしている間は、現実から一時的に解放される時間です。勉強をがんばったあと、気分転換にゲームをすることで気持ちをスッキリさせられるでしょう。

達成感を得られる

レベルアップやステージクリアなど、ゲームにはさまざまなゴールがあるため、達成感が得られやすくなっています。時には、なかなかクリアできずに何度も挑戦することもあるでしょう。

改善点を探しながら試行錯誤を繰り返し、努力してクリアできたときには、大きな達成感とともに成功体験として子どもたちの心に残ります。成功体験を積み重ねると自信が持てるようになるため、子どもたちに良い影響を与えてくれます。

学習サポートになるゲームもある

学校の勉強を後押ししてくれるようなゲームもあります。たとえば街づくりのゲームは、資金をうまく使いながら街を繁栄させていくため、お金の計算や投資の学習につながります。歴史が舞台になっているものであれば、歴史上の人物に興味を持ち、時代背景や当時の言葉遣いも学べるでしょう。

そのほかにも、子どもたちに人気の「マインクラフト」ではプログラミングの学習も可能です。ゲームは遊びというイメージが強いかもしれませんが、子どもたちの学習をサポートする役割も果たしています。

ゲームと上手に付き合う方法

子どもたちにとってゲームをするメリットはあるものの、やりすぎはデメリットにもなり得ます。やりすぎを防ぐためには、子どもたちがゲームと上手に付き合うことが必要です。どのような方法があるのか、詳しく見ていきましょう。

ゲーム時間を決める

やりすぎ防止のために、ゲーム時間をあらかじめお子さんと相談して決めておきましょう。1日何時間までと決めてアラームをかけてもいいかもしれません。

ただし、時間をきっちり決めすぎないことがポイントです。「アラームが鳴ったから強制終了」としてしまうと「あと少しでキリがよかったのに」と、もっとゲームがやりたくなって気持ちの切り替えが難しくなります。お子さんが自分自身で終わりにできるように、猶予時間を設けるなど工夫してみましょう。

自分に合ったゲームを選ぶ

ゲームソフトには対象年齢を設定しているものがあるため、お子さんの状況に合ったゲームを選ぶようにしましょう。とくに参考にすべき項目が「CEROレーティングマーク」という、ゲームソフトの内容に基づいて対象年齢区分を制定しているものです。

小学生の場合は全年齢対象の「A」という区分のソフトを選びましょう。どうしても12歳以上が対象の「B」区分のソフトで遊びたい場合は、保護者様が事前に体験版などで内容を確認し、お子さんに合っているかを確認してみてください。

ゲーム以外の時間も大切にする

子どもたちはゲームばかりに熱中してしまうこともあるため、ゲーム以外の時間も大切にするようにしていきましょう。そのためには、ゲーム以外に夢中になれるものを見つけるのが効果的です。

好きな本を読んだり、植物や昆虫を育てたり、スポーツを始めたり…。大事なのは、お子さんが自分で好きなものを見つけることです。強制されると長続きしないため、保護者様がおすすめするときは少し気をつけてみてください。

オンラインだけでなく身近な人とも楽しむ

オンラインでつながる人はゲームが好き同士として気が合いやすく、一緒に遊ぶことも増えていくかもしれません。ただし、オンラインの友人ばかりと遊んでいると、身近な学校の友人をおろそかにしてしまう恐れがあります。エスカレートしてしまうと、友人関係や学校生活に影響を与えかねません。

周りの友人と一緒にゲームをする楽しさもあります。オンラインに偏らず、身近な友人を大切にしながらゲームを楽しみましょう。

家族とルールを決めておく

お子さんが勝手に課金したり、ゲームをやりすぎてしまったりといったトラブルを防ぐためにも、家族でルールを決めておくのがおすすめです。たとえば、課金するなら自分のお小遣いでできる範囲とし、ゲームはリビングでやるというルールがあれば、保護者様の目も届きやすくなります。

注意点としては、ルールは保護者様が強制するのではなく、子どもたちと相談したうえで決めることです。納得したルールであれば子どもたちも守りやすくなるため、よくコミュニケーションをとって決めるといいでしょう。

ゲームみたいに夢中になれる!小学生向けの習い事

小学生向けの習い事は種類が多いため迷ってしまいますよね。そのなかでも、ゲームにように夢中になれて、さらに将来役立つスキルを身につけられるおすすめの習い事をご紹介します。

プログラミング教室

小学校でプログラミング学習が必修化となった背景もあり、プログラミング教室は小学生に人気の習い事です。プログラミングは論理的思考力や問題解決能力、想像力や創造力など、さまざまなスキルが身につけられます。

人気のゲーム「マインクラフト」の世界で学べる教室もあり、ゲームでありながら本格的なプログラミングを体験できます。子どもたちが夢中になりやすく、初心者でも始めやすいでしょう。

eスポーツスクール

eスポーツは、ゲーム対戦を競技として確立した新しいスポーツの形として、人気が拡大しています。近年では世界規模の大会が開催されており、今後も市場は広がっていくでしょう。

ゲームが競技として認められたことから、小学生の習い事としても注目を集めています。情報処理能力や論理的思考、ITスキルなどが身につき、IT化が進むこれからの時代に必要なスキルが鍛えられます。また団体競技もあるため、仲間ができることもメリットのひとつです。

ロボット教室

ロボット教室とは、専用の教材を使ってロボットを組み立て、動かすためのプログラミングを学べるスクールです。組み立て作業では脳の活性化が期待でき、プログラミングでは論理的思考力や創造力が身につきます。プログラミング教室との違いは、動かす対象がPC上のものではなく、実物である点です。

自分で作ったロボットを自由に操縦できるとあって、子どもたちも夢中になって楽しんでくれるでしょう。工作が好きな場合には、ロボット教室がおすすめです。

スポーツクライミング・パルクール

スポーツクライミングとは、色付けされたホールドを使って壁を登るスポーツで、どんなコースで登るかをパズルのように組み立てていきます。また、パルクールは障害物を乗り越える動きを楽しむスポーツで、鬼ごっこのような要素もあります。

どちらも遊びの要素がありながらも、クリアするにはどんな方法があるのか、どんなスキルや技を磨けばいいのかを考えることが求められるでしょう。ゲームに熱中すると運動不足にもなりやすいため、思考力や問題解決能力が身につくようなスポーツの習い事もおすすめです。

楽しみながら学習できる習い事なら、プロクラ!

習い事は強制されて通うのではなく、子どもたちが自ら学びたいと感じ、楽しみながら学習することが理想です。

「プロクラ」はマインクラフトの世界で学べるプログラミング教室として、ゲームを楽しむ延長で本格的なプログラミングを体験できるため、子どもたちが楽しんで学べる環境が整っています。ぜひ、無料体験教室や資料請求からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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