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【小学生の夏休みの宿題】どんな課題が出る?効率よく宿題を終わらせるヒント

小学生はどんな夏休みの宿題が出るの?

夏休みは、学習における計画性を育成できるタイミングです。多くの宿題を計画的に進めることで、お子さんの学力だけではなく目標達成能力も養えます。

今回は、小学生の夏休みで出される宿題や、夏休みの宿題を効率的に進めるためのポイントなどをご紹介します。夏休みが終わる頃に大きく成長できているように、主体性のある学習を目指していきましょう。

小学生の夏休みの宿題内容一覧

ここでは、小学生の夏休みで出される宿題の内容例をご紹介します。夏休みの宿題は、どれも計画的な進行が必要なものばかりです。複数の教科の宿題を毎日少しずつ進める必要があるため、全体量を把握したうえでのプランニングが求められます。

計算ドリルや漢字練習

小学生の夏休みの宿題として、計算ドリルや漢字練習が挙げられます。ドリルは学校から配布されることもあれば、指定のドリルを購入するように通知される場合も。漢字練習もノートに書くだけではなく、算数のようにドリル形式で学ぶケースがあります。

またタブレット学習が進んでいる昨今では、ドリルを含むワークがすべてタブレットで配信される学校もあるようです。タブレット配信の場合は、当然タブレットでの回答・提出になります。タブレット配信の場合、学校側で進捗を把握できるため、夏休み最終日に一気に進めようとするとバレてしまいます。

読書感想文

夏休みの宿題といえば、読書感想文も定番です。多くの場合、学校側から書籍を指定され、作文用紙を使って感想文を執筆します。学校によっては、複数の本から好きな作品を選んで感想文を書くケースもあるようです。

読書感想文では「どんな内容だったか」だけではなく「読んで何を感じたか」や「自分ならどうしようと思ったか」などをまとめる必要があり、想像力や論理的思考力が育成されます。読書感想文で培った読解力は、日頃の国語学習でも役立つでしょう。

自由研究

自由研究も、小学校の夏休みの宿題における代表的存在です。自由研究では、工作・実験・絵画・調査・レポートなどから、自分でテーマを決めて取り組みます。実践力だけではなく、計画力や表現力、目標達成力などが磨かれる宿題です。

また自分にとって興味のある課題に取り組むため、学習の楽しさを見つけられることも魅力。学校の方針によっては、自由研究の結果をクラスメイトの前で発表する機会もあり、プレゼン力や精神力も鍛えられます。

植物の観察

植物の観察も、夏休みの宿題の定番です。毎日様子を観察しつつ、植物のイラストを描き、文章でも様子をまとめます。タブレット学習の場合は、葉が増える、花が咲くなどの変化があったときに写真を送信するケースもあるようです。

多くの学校では、1学期中に植物を育て、夏休みをまたいで観察します。とくに朝顔は比較的丈夫で育てやすく、成長の変化も観測しやすいことから、夏休みの宿題では定番の花の一つです。人によっては、宿題を通して初めて「自分で植物を育てる」という経験をするでしょう。

日記

小学生の夏休みの宿題で、想像以上に大変なものが日記です。旅行や花火大会など特別なイベントがあれば書きやすいですが、夏休みは基本的に同じような毎日が続くものです。頑張って内容を変えようとすると、頭を悩ませてしまう子も多いでしょう。

小学校低学年向けの日記では「一行日記」を採用している場合もあります。一行日記であれば、「今日は〇〇をした」「夕ご飯には〇〇を食べた」など、シンプルな内容だけで終わらせられます。日記の内容にバリエーションをつけるために、家のお手伝いを増やすのも効果的です。

夏休みを楽しむために!効率よく宿題を終わらせるヒント

ここでは、効率よく夏休みの宿題を終わらせるヒントをご紹介します。遊び盛りの小学生にとって、夏休みの宿題を早く終わらせることは何より大切。しかし急ぐあまり内容がおろそかになっては本末転倒です。効率的に、かつ確実に進めるためのポイントをつかみましょう。

計画的に進める

夏休みの宿題で何より大切な要素は、計画性です。目に入ったものからどんどん進めるのではなく、最初に宿題の総量を把握しましょう。「〇日までにはすべて終わらせる」と決めたうえで、休み中のイベントを加味しつつ、1日で進める量を設定していきます。

「1日で最低限これだけやればいい」とわかっていれば、余裕がある日には多めに着手できます。最初からゴールが見えていれば学習のモチベーションも高まり、一つひとつの学習への集中力も維持しやすくなるでしょう。

時間がかかるものを先に取り組む

夏休みの宿題では、時間がかかるものから取り組むことをおすすめします。たとえば読書感想文は、書く時間だけでなく読書の時間も必要ですよね。時間的なコストが大きい宿題を終わらせておけば、後半のモチベーションも下がりにくくなるでしょう。

時間がかかる宿題を後半に残したままだと、急な体調不良やトラブルに対応しにくくなります。夏休み中は突然の楽しいお誘いも多い時期だからこそ、早い段階で大変な宿題を終わらせておくことで、お誘いを泣く泣く断る事態も防げます。

集中できる環境を整える

夏休みの宿題をする際は、勉強に集中できる環境を整えましょう。とくに自宅学習に慣れていない子にとって、夏休み中の宿題は苦痛になりやすいもの。学習場所を自室に限定する必要はありませんので、お子さんがストレスを感じにくい環境づくりをサポートしていきましょう。

たとえばお子さんの性格によっては、「自分の部屋よりもリビングのほうが集中しやすい」「図書館や公園のほうが真面目に取り組める」という場合もあります。お子さんの安全を担保したうえで、できる限りリクエストに沿ってあげてくださいね。

難しいものはサポートを求める

お子さんの性格や性質によっては、どうしても苦手な宿題もあるでしょう。予想以上に時間がかかってしまいそうな宿題は、保護者様がサポートしても構いません。ただし「親が全部やってくれた」とならないように、あくまでアドバイスのみに留めることが大切です。

とくに自由研究における工作の進め方やレポートをまとめる際のコツなどは、大人のほうが知識があるものです。失敗を経験するのも宿題の目的であることを加味しつつ、効率的に進められるように手助けしていきましょう。

休憩もきちんと取り入れる

夏休みの宿題では、休憩をきちんと取り入れることも大切です。強制的に長時間の学習をさせると、勉強へのネガティブなイメージを助長してしまいます。

タイマーやアラーム機能を活用して、メリハリのある学習を心がけましょう。しっかりと勉強に集中するためには、休憩時間中に勉強の話題を出さないことも心がけてくださいね。

頑張ったあとのご褒美を設定する

多くの子どもたちにとって、夏休みの宿題は心理的な負担がかかるもの。頑張ったあとのご褒美を用意しておくと、長期的な学習のモチベーションにつながります。

ただしご褒美が目的になると、学習内容の質が落ちてしまうことも。視界に入る場所で勉強してもらったり、回答は保護者様が預かっていたりなど、不正ができないような環境を整えましょう。計算ドリルやレポートなど、不正をしにくい教科にご褒美を用意すると安心です。

夏休みにもおすすめの習い事は、プロクラ!

今回は、小学生の夏休みの宿題についてご紹介しました。夏休みといえば、新しい習い事を始めるのに絶好のタイミングです。各スクールでは夏休み中の体験教室を開催しており、さまざまなカリキュラムを通して子どもたちに学びの機会を提供しています。

数ある習い事の中でも、夏休み中にスタートしたいのがプログラミングです。プログラミング学習は、論理的思考力・想像力・読解力・問題解決力など、学習効果を上げるさまざまな能力を鍛えられます。

「プロクラ」は、子どもたちが大好きなマインクラフトの世界でプログラミングを学べるスクールです。「夏休み明けにスタートダッシュを決めたい」「学習効果が上がる習い事を始めたい」と考えている保護者様は、ぜひこの機会に無料体験教室や資料請求から始めてみてくださいね。

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